2002年1月21日に公開のアニメ「ラーゼフォン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ラーゼフォン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ラーゼフォンが視聴できる動画配信サービス
現在「ラーゼフォン」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ラーゼフォン」が配信中です。
最終更新日
ラーゼフォンのあらすじ
東京上空での戦闘の被害を受けた高校生・綾人は、助けを求めて動く途中で同級生の玲香と年上の女性・遙と出会う。やがて謎のロボット・ラーゼフォンを見つけ出し、それに乗って東京を脱出。隠されていた真実を、彼は自らの目で見届けることになる。
ラーゼフォンの詳細情報
「ラーゼフォン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
ラーゼフォンの楽曲
「ラーゼフォン」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックラーゼフォン O.S.T.1Ichiko Hashimoto
- サウンドトラックラーゼフォン O.S.T.2 Ichiko Hashimoto
- サウンドトラックラーゼフォン オリジナル・サウンドトラック 3Ichiko Hashimoto
- オープニングテーマヘミソフィアMaaya Sakamoto
- エンディングテーマ夢の卵 Various Artists
- エンディングテーマyume no tamagoIchiko Hashimoto
感想・レビュー
70年代、80年代風のスーパーロボットアニメをエヴァ風に表現してみました。
全脚本家が小中千昭のスタイルを模倣しようと試みたものの、うまくいかず、結局は見どころがなく、むしろ単調で憂鬱な作品になってしまったことが最大の欠点と思います。
評判の良い第19話「ブルーフレンド」も、ドラマが無理やり演出されており、何とか悲しげに見せようとしている印象でした。(あたかも突如発見されたオアシスのような)
山田章博のキャラクターのビジュアル表現は見事で、非常に素晴らしい出来映えですが、動きが少ないのが残念です。
少しずつ調整すれば良作になりそうなポテンシャルを感じたので、もったいない気がします。
エヴァンゲリオンに似た世界観を持つアニメ。主題歌が非常に印象的で、作品の雰囲気を際立たせます。クラシック音楽の使い方が見事で、緊張感と情感を巧みに演出。登場キャラクターは個性豊かで魅力的。エヴァ好きにはぜひ鑑賞をおすすめします。
なるほど、確かに詩的で、エヴァのかけらがあちこちに散るように感じる。うーん、この時代に生まれた私たちは、怖い世界が数年で変わってしまうことを実感する。
純愛は本当に素晴らしい。ブルーフレンドはトラウマ回ではあるけれど、電光掲示板や街の灯りを使った演出がとても素敵で大好きだ。
謎めいた台詞や謎の用語、匂わせ表現が多く、作品の意味をつかみにくかった。どのキャラにも深く感情移入できず、前半は惰性で視聴してしまった。後半に差し掛かると展開が動くものの、終盤にかけてキャラが頻繁に死ぬ点が気になる。登場人物の関係性や行動原理が分かりづらく、Wikipediaを読んでようやく理解が深まった。あの人とあの人が親子なのかといった点は、アニメだけを見ただけでは把握が難しく、理解を得るには外部情報が必要になる視聴者も多いはずだ。とはいえ「ブルーフレンド」の話と演出は高く評価できる。一方で彼女だけ他のムーリアンの奏者と比べて、あんなにも青い血が流れ苦しそうな描写が目立つ点は気になる。東京ジュピターの設定、時間を超えた恋人、美嶋や絵の少女が実は記憶の彼女の姿であるというアイデアなど、興味深い要素も多く、全体としては惜しい部分が残る。エヴァっぽい演出を狙っているのは分かるが、狙いと実際の仕上がりにギャップを感じた。
ストーリーは終始重くて暗い印象。何度か眠りそうになりながら観た。みしまれいかさんは美しくて好きだけど、作品の正体は全然分からず、話は難解で理解できたのは多分3割くらいかな。ラーゼフォンの翼をモチーフにしたデザインは特に好み。
ただただストレスが高まる展開。主人公が決意を見せるいいシーンの直後、ロボットの制御を失い周囲へと暴走してしまう。さらに大切な人を傷つけてしまう場面もあり、物語は陰鬱な雰囲気に沈む。主人公には決して非がないはずなのに、周囲から執拗に責められ、強いストレスを感じさせる。連れてこられた理由も分からないままラーゼフォンで戦えないと非難されたうえ、他人にムーリアンだと勝手に言われる事実を知ってさらに落ち込み、叫んだ言葉の矛先は自分以外の人へと向く。意味不明な責めが続く状態だ。
神話要素を徹底的に練り込んだ作品だが、最終的な物語の結末は主人公・綾人の人間関係の積み重ねによって決まる点が印象的だった。
中学生の頃に初めて観て、高校生の時には知人からファイルをもらい、何度も見返しました。今改めて観ると、鬱展開が多くて決して明るいアニメではないと感じます。エヴァと比較されがちですが、そもそも別物だと思います。
エヴァ系の雰囲気を感じさせるアニメ。ちゃんと考察動画を観ると、意外と面白いんだよね。『ブルーフレンド』はとてもいいお話だ。