昭和元禄落語心中 -助六再び篇-はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.9
昭和元禄落語心中 -助六再び篇- アニメ

2017年1月6日に公開のアニメ「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-が視聴できる動画配信サービス

現在「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」が配信中です。

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最終更新日

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-のあらすじ

刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」に心を掴まれた与太郎は、出所後まっさきに寄席へと向かった。拝み倒して八雲の住み込みの弟子となり、日々芸を磨いた彼はついに真打へと昇進する。継いだ名跡は三代目 助六。八雲師匠のため、小夏のため、二人の未来を変えるため、与太郎が見出す己の落語とは――

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-の詳細情報

「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
原作者
監督
脚本家
キャラクターデザイナー
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2017年1月6日

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-の楽曲

「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-のエピソード

「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 第一話 八代目八雲に弟子入りして早十年、ひよっこだった与太郎もいよいよ真打に昇進。襲名するのは、八雲の兄弟子であり小夏の父親でもある「助六」の名だった。順風満帆のようにも見えるが、そうもいっていられない。落語はいまや時代に取り残されつつある。父親がいないまま母親となった小夏のことも心配だ。三代目助六となった与太郎は自らがたぐり寄せた縁をしょって立つことができるのか……?
02 第二話 前科者のヤクザだった過去を週刊誌に暴かれた与太郎。ワイドショーは落語界の一大スキャンダルに大騒ぎだったが、当の本人はどこ吹く風。興味なさげに高座に上がるが、その落語にははっきりと焦りの色が伺えた。テレビの仕事も激減し、寄席の客も一段と厳しい視線を送ってくる。苛立ちを募らせるばかりの与太郎だったが、どうもその原因はスキャンダルだけではないようで……。
03 第三話 「自分の落語」が見つからない上に、小夏と親分の関係を勘繰り始めた与太郎は、邪念を振り払うかのように『大工調べ』の稽古をしていた。棟梁が啖呵を切る場面を演じていると、樋口が「なぜ棟梁は啖呵を切るのか」と口を挟んでくる。その理由や意味を考えたことがなかった与太郎だが……。一方、小夏は務めていた料亭に親分がやってくると聞き、与太郎がついてくるとも知らず、急いで料亭に向かうのだった。
04 第四話 信之助にとって、与太郎は自慢の父ちゃんだ。人気の噺家となった与太郎はいまやテレビ番組にも引っ張りだこ。子ども番組で『寿限無』を披露すれば、子どもたちがこぞって真似をし出すほどだ。その一方で寄席にもしっかり出演し、下座の小夏に支えられながら客を満足させていた。樋口もその活躍を喜んでいたが、新作落語をやらせたい気持ちは変わっていない。そこで八雲に協力を仰ごうとする。
05 第五話 快進撃のきっかけとなったのは八雲の『居残り』だという与太郎。モヤモヤを振り払ってくれたその噺を、二ヶ月後に控える八雲との親子会で披露することに。『居残り』の左平次は噺家の「我」がもっとも出るという。与太郎は八雲から落語に意志が見えない、この噺で「我」を張りなさいと注文されていた。左平次を通じ、なかなか見つけられずにいる「自分の落語」を見つけることはできるのか。
06 第六話 『反魂香』を演じ終えると同時に倒れ込んだ八雲は、ろうそくの並ぶ道で二代目助六に首を絞められる夢を見ていた。与太郎の声で意識を取り戻したものの、もはや高座に上がることはかなわない。与太郎は救急搬送される八雲に付き添おうとするが、耳に入ってくるのは落語を楽しみにしている客の声。「落語やんなきゃ」。高座を残していた与太郎は、意を決して舞台に上がる。演目は、『居残り』。
07 第七話 高座で倒れてから一週間、ようやく八雲が目を覚ました。しかし、すっかり意気消沈した様子で、口を開けば「落語はやらない」の一点張り。落語協会会長の仕事を辞し、松田にも暇を出そうとしていた。落語とは切っても切れない縁のある八雲が、なぜ落語から離れようとするのか? 一方、与太郎は先代助六の映像フィルムを求めて樋口、松田とともに四国を目指す。そこで知る八雲と助六の真実とは……。
08 第八話 上方落語に復帰した萬月、弟子を取るようになった与太郎。八雲の引退発言が引き金となり、誰も彼もが八雲の芸、八雲とともにあった落語を残そうとしていた。樋口も八雲の資料集めに奔走し、足跡を形としてまとめようとするが、当の本人は苦い顔。人を惹きつけ、人を狂わせた自分の落語。その落語にいま、そっぽを向かれようとしているのだ。否応なく突きつけられる肉体の限界に、八雲は……。
09 第九話 時代が変わろうとも揺るぎないものがある。与太郎にとってのそれは、八雲の存在だ。刑務所で聴いた『死神』に天啓を受け、どこまでもついていくと決心したという。その真っ直ぐな想いにあてられたのか、八雲は落語と自らの死に思いを馳せる。死に場所を寄席に求めるなら、落語をしてほしい。与太郎から刑務所慰問に誘われた八雲は、最初は躊躇していたが人様のために落語をしてみたいという。
10 第十話 終演後の雨竹亭が火災に遭い、一人高座に上がっていた八雲が大やけどを負ってしまう。一命を取り留めたものの、復帰はますます難しくなった。災難なのはそれだけではない。東京で唯一の寄席が全焼してしまったのだ。落語の未来に暗雲が立ちこめるが、人さえいればなんとかなるのも落語。未来を信じる与太郎は落語のために走り回っていた。そして、小夏にも大きな変化が訪れようとしていて……。
11 第十一話 小夏と縁側で与太郎のラジオを聴いていた八雲。不意に迷い込んだロウソクの並ぶ道で、二代目助六に再会する。そう、ここは三途の川。助六に案内されながら、冥途を目指すことになったのだ。道中、軽口を叩き合いながら、子どもの時分に戻ったり、若き菊比古と助六に戻ったり。みよ吉や小夏のことを互いに述懐しながら、それぞれの人生と向き合っていく。すると今度は、みよ吉が現れて……。
12 第十二話 あれから、早15年――。与太郎と小夏の子ども、信之助は二つ目に、小雪は高校生になった。落語と心中しようとした者、落語に自分を捧げようとした者……数奇な縁が紡いだ物語は、確実に次代へと繋がっていた。菊比古、助六、八雲の名を受け継いだ者たちは、どのような想いを胸に秘め、落語と向き合っていくのだろうか。昭和元禄落語心中、いよいよお開きの時間が近づいて参りました。

感想・レビュー

  1. 工房の庭 工房の庭

    国宝を観賞すると、その美しさや儚さ、そしてどす黒さの中に深い魅力を感じる。この独特な世界観に心を奪われる。

  2. イーロン・マヌク

    シーズン1の後も引き続き視聴。

    原作を所持しているし、ドラマも少し観たことがあるが、ストーリーを深く理解したのはこのアニメのおかげ。

    非常にクオリティが高く、感動的だった。

    声優の落語スキルが素晴らしい。
    #漫画原作 #ジャズ

  3. ようび ようび

    与太郎の器の大きさに驚かされる!彼は全てを理解していたような気がする。素晴らしい。この人間関係は何が起こるかわからないから、可能性はあるかもしれないですね。大人たちは多くの秘密を抱えているものです。死神、ぜひその姿を拝みたい。

  4. chinta chinta

    八雲の晩年における老いと死への葛藤。
    先に亡くなった助六との因縁からは生涯逃れることができない。しかし、その強い絆が羨ましいと感じるほど、後半は涙が止まりませんでした。
    想像力を刺激するエロティシズムが漂う大人向けのアニメ、素晴らしいです。

  5. 山嵐 山嵐

    血が残る衝動は理解できるけど、そんなことは絶対しない。自分を落ち着かせて、距離を取ろう。

  6. 山根和典 山根和典

    シーズン2がU-NEXTで配信開始されたので、さっそく視聴。昼休みに1話ずつ追うのが私のルーティンになっている(笑)。声優さんの演技は相変わらず素晴らしいが、そもそも原作が圧倒的にすごい。原作をぜひ読んでみたいと思った。アニメ11話を観て、これが最終回の集大成なのだと痛感。本当に美しく、面白く、練り上げられた物語だった。八雲という男の人生の終着点。彼に大きな影響を与えた助六の存在。八雲と助六の関係が圧倒的で、語彙力が追いつかないほど感動した。語彙力が足りない自分を自虐しつつも(笑)。八雲、助六、みよ吉、そして小夏を見ているとこれぞ人間ドラマを感じ、心がぞわぞわした。信之助の父親が意外な人物だという展開も含め、結末へ向かう展開には驚きと感動が詰まっていた。

  7. 福岡聖菜

    やはりシーズン1の方が好みだが、実際にはこちらでかなり感動させられた。2シーズンを通して描かれたのは、8代目有楽亭八雲の人生に関わった人々の群像劇であり、しっかりとした落語讃歌でもあった。

    雲田はるこ先生の漫画はキャラクターの表情が非常に豊かで、それがアニメでもしっかりと表現されていたと思う。演出もキレがあり、感情を揺さぶるものがあった。

    欲を言えば、八雲師匠の落語をもっと聴きたい、ずっと聴いていたかった。石田彰が演じる八雲の古典落語は、間違いなく中毒性があった。その魅力は落語だけでなく、あれほど色気のある老人に、2次元でも3次元でも出会ったことがなかった。素晴らしかった。
    菊比古だった頃も、老いてなお静謐な魅力があった。

    一方で、落語家八雲を作り出した先代の助六は、菊さんが憧れた才能を持ちつつも、それを活かす力が欠けていた。高座を降りれば、どうしようもないダメ人間で、天才と称されながらも時代に埋もれてしまった。この破滅的なキャラクターもまた魅力的であった。

    物語の終盤で、当代の助六が安易に新作落語に走らない展開が良かった。「師匠の背中を見ているのが好き。追い越したらつまらない」という答えが印象的だった。

    最終回の幕引きも非常に粋で、あのラストシーンは本当に素晴らしかった。これまで観てきたアニメの中で、オールタイムベストに入るほどの素敵なラストシーンだったね。まさにスタンディングオベーションだった。

  8. うさみみ

    シーズン1から見続けています。通勤中に何度か涙が出そうになりました。人間と落語をこれだけ深く掘り下げて描くとは、素晴らしいですね。普段はディズニー映画以外ほとんどアニメやマンガに触れない私でも、これは見る価値があったと感じています。心情を細かく言葉で説明するのではなく、セリフの間や表情を通じて「行間」を読ませるところが粋だと思います。ミュージカル版を先に観ていたため、「四国の旅館での事件の真相」については知っていましたが、小夏の子ども(信之助)の父親がまさかという展開には驚きました。確かに、シーズン2に頻出する距離感や接し方は「養父・養女の関係」とは思えませんでしたが、少し引いてしまいます。しかし、あの二人にしか理解できない感情や、「二代目助六・みよ吉・八代目八雲」の結びつきを次世代に残そうとする信之助の存在は、単純に「ありえない」とは言い切れないなと感じます。そして、シーズン1と2を通じて、与太郎(強次)は常に太陽のように輝いていました。ただ落語を愛し、二代目助六と八代目八雲の落語が大好きで、こんなに素晴らしいものが廃れるわけがない!という「好き」という感情だけで動く与太郎。彼が持っていた特質はきっと二代目助六にも八代目八雲にも無かったもので、落語が時代を越えて受け継がれる理由でしょうね。いつかまた一から見直したいです。そして次はNHKドラマ版にも挑戦しようと思います!#声優さんたち素晴らしかったです🪭

  9. 西村大介

    最近、国宝を鑑賞し、この作品を再視聴することに。1期も2期ともに素晴らしい。落語に魅了された人々の複雑な人間関係を描いている。1期同様、実力派声優の落語が堪能でき、主題歌とオープニングも作品にぴったり。また、1期は菊さんの視点で過去の話が多かったが、2期は現在の視点で進行。八雲の一生が描かれる中、与太郎が中心の物語となっている。彼は前向きで落語と八雲を深く愛し、この作品における救いの象徴のような存在。八雲が与太郎に我がないと言うのも納得できる。言葉にしづらいが、救済や光の役割である一方、他の登場人物と比べると闇の部分があまり描かれていない。しかし、小夏を支える男気は素晴らしい。最後は自身の子供が生まれ、本当に良かった。八雲の死後、物事は瞬く間に進む。三途の川のような場所では、みんながありのままに生きている。助六はやりたい落語を成し遂げずに亡くなったため、成仏できていないのか。八雲は助六とみよ吉の死後、落語にすっかり没頭するが、実は周囲の人々から非常に愛されていたと感じる。2期の衝撃的な要素としては、助六とみよ吉の死の真相と小夏の父親がある。復活の寄席にみよ吉が現れ、仲居に頼んで菊比古を呼び出そうとした結果、助六が登場し、菊比古を庇って刺される。その様子を小夏が目撃してしまう。ショックを受けた小夏は、父親を刺したみよ吉を突き飛ばし、彼女は窓から落ちる。母親を傷つけて死に追いやった真実は小夏にはあまりにも辛く、ショックで記憶を失う。その後、菊比古は小夏を恨みを抱いて育てることになる。小夏の父親が誰なのかは最後まで明かされず、親分が父親なのか疑念を持たせつつ、視聴者に委ねる形となっている。物語が進むにつれて、八雲が父親ではないかという疑念が深まる。小夏が悪夢にうなされ、寝ぼけて八雲の手を掴む場面では、彼との関係が特別であるように描かれる。終盤、小夏が八雲に寄りかかり、彼への思いが恋であったかもしれないと語ることで、八雲の子供である可能性も示唆される。青年となった息子が菊比古に似ているため、その点からも思いを巡らせてしまう。与太郎はきっとそのことには気づいていないと思うが、似ているため気づいていたかもしれない。最終話での「生きていればどうしても言えないことはたくさんある」というセリフには、とても深い思いが込められている。全てを受け入れた上で、師匠の子で助六の孫である自分の子がいることを幸せに思っている様子に心を打たれる。最後、小夏が樋口にこの話をしないと言いつつ口を滑らせた場面は、現実的でありながら真相に触れる瞬間ともなり、印象的。この作品には何度観ても惹かれ、深い魅力を感じる。本当にこの作品に出会えて良かった。