富江はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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富江 映画

1999年3月6日に公開の映画「富江」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「富江」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

富江が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

富江のあらすじ

写真家を志す20歳の月子は、東京の写真専門学校に通いながら、交通事故の後遺症として不眠と記憶障害に悩んでいた。催眠療法で症状の原因を探ろうとする精神科医・細野は、月子の口からタナベとトミエという名を聞き出す。

富江の詳細情報

「富江」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

原作者
監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 1999年3月6日
上映時間 95分

富江を無料で見る方法は?

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富江のよくある質問

Q
映画『富江』のあらすじはどのようなものですか?
A

『富江』は、美しく神秘的な少女・富江を中心に展開するホラー映画です。彼女と関わった人々が次々と不可解な事件に巻き込まれ、富江の謎が深まるストーリーです。彼女には再生能力があり、殺されても何度でも蘇るという恐ろしい特性を持っています。

Q
映画『富江』の登場人物にはどのようなキャラクターがいますか?
A

『富江』には、主人公の謎めいた少女・富江をはじめ、彼女に魅了される男性たちや、彼女に巻き込まれる女性たちが登場します。富江の美しさに惹かれながらも、恐怖に陥る人々の人間模様が描かれています。

Q
映画『富江』のテーマやメッセージは何ですか?
A

映画『富江』は、人間の欲望や執着が引き起こす破滅を描いた作品です。富江という存在を通じて、美と狂気、そして人間の本性が浮き彫りになります。彼女の不死性が象徴するものには深いメッセージがあります。

Q
映画『富江』の制作スタッフについて教えてください。
A

映画『富江』は、伊藤潤二の原作を元に制作されています。監督は及川中で、豊かな映像表現で原作の不気味さと恐怖感を映し出しています。映画音楽も雰囲気作りに大きく寄与しています。

Q
映画『富江』と原作漫画との違いは何ですか?
A

『富江』の映画は、伊藤潤二の同名漫画を基にしていますが、映像化にあたり、ストーリーの展開やキャラクター設定に多少の変更があります。映画はビジュアルと音楽によって原作の持つ独特の雰囲気を再現していますが、細かいプロットや結末に差異が見られます。

JAPANMATE運営事務局
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映画

富江の感想&レビュー

  1. 山根和典 山根和典

    今回の富江は認識がとてもリアルで、菅野美穂の演技は完璧でした。無邪気で残酷な表現が光り、月子に寄せる友情の気持ちがはっきりと伝わります。男性を魅了するのは会話よりも反応であるように映り、月子への並々ならぬ感情の正体が、分裂体への思いなのか、それとも富江が生み出した感情なのか、どこかで生まれた謎が次々と浮かびます。原作へのリスペクトも高く、総じて良い映画でした。

  2. B2mama B2mama

    画面のスタイリッシュさが終始光る点が印象的で、ホラー特有の空気感の中にY2Kファッションのオシャレさが輝く一本だった。作中には、写真を学ぶ20代前半の女性という、当時確かに存在したであろう概念が登場する。原作の『富江』は未読だが、富江はこの主人公の一面として浮かぶ存在のようにも感じられる。彼女にも宿る複雑な女性性の拒否と受容が、最終的に一体化するという解釈を自分は持った。その感情描写は、ホラーにありがちな人を突き放すような描写ではなく、しっかりと人間ドラマとして心に響く点が良かった。

  3. 松田渉

    精神科医の細野は、交通事故で記憶障害を抱える月子を催眠療法しているときに、富江という名を耳にする。その謎を追う刑事が現れ、月子の友人・富江を巡る怪事件へと物語は動き出す。必ず死に、何度でも生き返る美少女・富江の存在は恐ろしいが、映画としてのホラー性はやや弱い。物語の核は、男女の愛憎と複雑な人間関係の絡み合いだ。

  4. momotaro

    富江というアイコンと、この「富江」という映画について、私なりの見方を書き直します。

    まず、富江はホラーアイコンとしてかなり異質です。多くのホラー作品で描かれる女性は、犠牲者か純粋な少女として描かれることが多いですが、その構図に対して富江は正反対。自立しており、自己崩壊へとわざと踏み込む力強さを備えた、普通のホラー像とは一線を画する存在です。そのため、彼女の魅力は独立心と自壊的な強さの組み合わせとして浮かび上がり、他のキャラクターと比べても際立つのです。

    さらに現代はSNS全盛の時代。富江は完璧な美を纏い、再生と増殖を繰り返し、どこにでも現れます。こうした性質は、インターネット時代の「コピーされる個人」「自己の分裂」「加工された虚像としての美しさ」と重なる点が多く、現代の文化と密接にリンクします。富江はSNSが生む「バズる美」や「消費される個性」の原型のようにも見え、時代が進むほどその象徴性が強くなるのです。

    だからこそ、私は富江にホラーアイコン以上の魅力を感じます。年月とともに富江の魅力が多層化していく現実には、面白さと同時に一種の恐怖を覚えます。

    映画『富江』についても、個人的に非常に好きな作品です。とくに菅野美穂版の富江も、私の解釈と一致します。美しい容姿はもちろんのこと、菅野美穂の少しロリっぽさを感じさせる甘い声が、富江を妖艶でありながら子供っぽさも併せ持つ存在として際立たせています。声の力が邪気のなさを強調し、音声がある映画ならではのアプローチを可能にしている点がとても魅力的だと感じます。

    月子との関係性も魅力の一つです。富江は登場する男性陣を大事にせず、どちらかといえば塵芥のように扱うのですが、月子には長く執着します。月子と接するときの富江は終わっている部分もありながら、実に楽しそうで可愛らしく見えます。最後のやり取りは、友情や青春映画のような雰囲気さえ感じさせ、エンドクレジット曲のポップさとも合っています。

    結論として、作品が酷評される必要はまったくなく、Jホラー好きには一見の価値がある秀作だと考えます。富江の世界は、時代を超えて広がる美と恐怖の共鳴を体現しており、観る人それぞれに新たな解釈を促します。

  5. ちうべい ちうべい

    全く面白くない。映像は時代の影響を受けた粗さで『リング』と同様だが、肝心の内容は『リング』が圧倒的に上回る。

  6. アオマル アオマル

    悪夢が増殖する。伊藤潤二の原作漫画「富江」を基にした映画の第一作目。「富江・写真」や「富江・暗殺」といった物語を参考に、月子の失った記憶を追うオリジナルのストーリーが展開される。肝心の富江は、なんと開始から1時間たっても姿を見せない演出が施されている。ゴキブリがそんなにいるの?ダイナマイトが手軽に入手できるの?8本の作品がすでに作られている「富江」シリーズの中でも、菅野美穂が演じるこの作品の富江が一番印象に残る。原作を知っている人にとっては分かりづらい場面もあるが、耳に残る音楽と印象的な映像で、ホラー作品としての楽しさは十分にある。特にラストカットは定番のオチではあるが、思わず引き込まれる瞬間がある。

  7. こしあん

    昔見たことがある作品ですが、ほとんど覚えていませんでした。再度鑑賞してみました。古い映画なので、画質は粗く、全体的に暗い印象があります。高画質に慣れた目にはちょっと厳しいかもしれません。
    内容は湿っぽい雰囲気ですが、特に怖さは感じません。テンポもよくなく、富江が登場するまでに時間がかかります。
    正直なところ、少々退屈してしまいました。

  8. いしぐり崇之

    昔の映画ゆえ映像は荒く、綺麗な映像美に慣れている人には少し抵抗を感じるかもしれません。とはいえ、この作品のホラー要素は控えめで、実質はサスペンス寄りの展開に若干のホラーが混ざる感じです。上映時間は約1時間9分のフラッシュバックシーンで、モンスターらしき影が一瞬映る場面がありますが、これは作品の演出上のものなのか気になります(Hulu視聴)。途中で一時停止を試みましたが操作が難しく、断念しました。全体として私は好みに合わず、低い評価になります。

  9. まきもどし まきもどし

    不思議で少し怖い物語

    月子のもう一つの人格は、富江なのかもしれない。主人公を守るために、周りの人々が次々と命を落としていくのは、主人公が不眠症で眠れない時、実は富江が現れていたのではないかと思う。

    三年前に学校で起きた事件の詳細が気にかかる。そして、富江を人間ではないと断定して捜査を進める刑事にも興味が湧く。何か全てを知っているような雰囲気を持つ医者も魅力的だ。

    ミステリアスな雰囲気はあるものの、展開が遅いと感じる部分もあるが、嫌いではない雰囲気だった。

    一番怖いのはG。

  10. chinta chinta

    伊藤潤二のホラー短編集の中でも特に人気の高い作品「富江」を基にしたホラー映画です。1999年制作の本作は、独特の時代感を漂わせており、非常に魅力的な雰囲気を醸し出しています。

    本作に登場する眼帯の男「山﨑」と写真家の「月子」は、原作の「富江・写真」エピソードに登場するキャラクターですが、物語は映画オリジナルのストーリーとなっています。原作の月子は、同級生のイケメン男子をポラロイドで撮影し、その写真を他の同級生に高値で売りつけるという不良で短髪の女子です。一方、その富江は転校早々に彼女の行動を風紀委員として注意するという緊張関係にあります。

    月子が富江に対して「あんたの写真も撮ってあげるよ」と言った結果、撮影された写真には悪魔のような血まみれの顔が重なってしまうという展開が描かれ、その写真を学校中にばらまくシーンも過去の出来事として語られています。

    原作の衝撃的な解体シーンを再現するのは難しいものの、富江の不気味さは見事に表現されており、その繊細なストレートヘアや魅力的な容姿も相まって、富江の雰囲気がしっかりと伝わってきました。菅野美穂が演じる富江は特に印象的で、柔らかく優しい声と急に逆上して楽しげに笑う姿が富江のキャラクターを完璧に再現しています。

    富江が暗い厨房に入って傘をばさばさするシーンは、異様な動きを演出しており、普通の傘であるにもかかわらず、異常な不気味さを感じさせます。また、ゴキブリを素手で掴んで「これ晩ご飯ぁぁん」と言うシーンは特に狂気じみていて印象に残ります。

    原作の独特な雰囲気を映像化するのは難しいと思いますが、1999年にこのような映像を作り出したことが逆に不気味さを引き立てているのではないかと思いました。ラストシーンでは富江の増殖や分裂が示唆されているようですが、その終わり方は映画としてとても綺麗でした。

    映画のメインキャラクターである月子と山﨑が登場する「富江・写真」は、Netflixオリジナルアニメ「〜伊藤潤二〜マニアック」の短編アニメ第9話で、25分と短めで観ることができますので、興味のある方はぜひご覧になってください。