2025年5月9日に公開の映画「VENUS/ヴィーナス」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「VENUS/ヴィーナス」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
VENUS/ヴィーナスが視聴できる動画配信サービス
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VENUS/ヴィーナスのあらすじ
スペイン・マドリードのナイトクラブで踊るルシアは、雇い主の犯罪組織から大量のドラッグを盗み出して逃亡する。逃走の途中、組織の用心棒に重傷を負わされた彼女は、疎遠になっていた姉ロシオと幼い姪が暮らす郊外の老朽化したアパート「ヴィーナス」へ身を隠す。しかしロシオは置き手紙を残して姿を消していた。追撃が迫るなか、世界は異例の日食に震え、アパートではそれと連動するかのように未曾有の怪異が芽生え始める。果たしてルシアは、姪を守りつつ恐怖の一夜を生き延びられるのか――
VENUS/ヴィーナスの詳細情報
「VENUS/ヴィーナス」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ジャウマ・バラゲロ |
|---|---|
| 脚本家 | ジャウマ・バラゲロ フェルナンド・ナバーロ |
| 出演者 | アテン・ソリア アンヘラ・クレモンテ イネス・フェルナンデス エステル・エスポシト フェルナンド・バルディビエルソ マグイ・ミラ |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ホラー |
| 制作国 | スペイン |
| 公開日 | 2025年5月9日 |
| 上映時間 | 101分 |
VENUS/ヴィーナスの公式PVや予告編動画
「VENUS/ヴィーナス」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
VENUS/ヴィーナスの楽曲
「VENUS/ヴィーナス」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックVenus (Original Motion Picture Soundtrack)VANESSA GARDE
VENUS/ヴィーナスを無料で見る方法は?
「VENUS/ヴィーナス」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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VENUS/ヴィーナスのよくある質問
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Q映画『VENUS/ヴィーナス』のあらすじはどのようなものですか?
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A
『VENUS/ヴィーナス』は、年老いた俳優が、若くて奔放な姪との関係を通じて再び人生の意味を見出していく物語です。人生の晩年に差し掛かった主人公が、思いがけない出会いによって変化していく様子が描かれています。
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Q映画『VENUS/ヴィーナス』の魅力的なキャラクターについて教えてください。
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A
映画『VENUS/ヴィーナス』では、主人公の年老いた俳優が中心的な役割を果たします。彼は若くして自由な精神を持つ姪と出会い、彼女との交流を通じて新たな人生を見つけることになります。このキャラクターの人間味あふれる描写が観客を引き込みます。
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Q『VENUS/ヴィーナス』の製作を担当したスタッフについて教えてください。
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A
『VENUS/ヴィーナス』の監督はロジャー・ミッシェルで、脚本はハン・イフポファが担当しました。彼らの巧みなストーリーテリングとキャラクター構築が映画の魅力をより引き立てています。
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Q映画『VENUS/ヴィーナス』のテーマやメッセージはどのようなものですか?
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A
『VENUS/ヴィーナス』は人生の晩年における発見と自己再生をテーマにしています。主人公が新しい関係を通じて自己を再評価し、人生の新たな価値を見出していく過程が描かれています。
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Q『VENUS/ヴィーナス』の評価や人気の理由は何ですか?
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A
映画『VENUS/ヴィーナス』は、俳優たちの卓越した演技と巧みな脚本が特に評価されています。主演の演技力が物語に深みを与えており、多くの観客や批評家から高い評価を受けています。



VENUS/ヴィーナスの感想&レビュー
クラブダンサーのルシアは、職場から大量のドラッグを盗み出し、負傷した状態で姉のアパートに逃げ込みます。翌朝目を覚ますと、姉は姿を消し、ルシアは姪との生活を始めます。しかし、アパートには不穏な空気が漂い、同時にギャングたちがルシアを追っています。これはラヴクラフトの作品を映像化したもので、カルト教の魔女に崇拝される系の内容です。犯罪とホラーがミックスされたこの作品は、飽きることなく最後まで観ることができました。私にとってはこの系譜がとても好みで、非常に満足しています。中盤で登場する使い魔のルックが予想外で、とても気に入っています。人間と異界を結ぶ存在として、クライヴ・バーカー的なビジュアルがしっくり来ました。儀式的な傑作『ヘレディタリー』は観る者を飲み込む作品ですが、『ヴィーナス』は相手を飲み込むような心地よさがあります。「新たな支配者の誕生!」というラストも好きです。物足りなさはあるものの、考える余地が多いので、その楽しみ方ができる方にはおすすめです。#ホラー@rad #オカルト@rad #老婆@rad #魔女@rad #ドラッグ@rad #スペイン@rad #2025@rad
郊外の老朽化したアパート「ヴィーナス」で起こる怪異。日食の日、放たれた怪異の正体は一体?
主人公は美人の女性と姪っ子とともに、犯罪組織と謎の怪異へ立ち向かう。過去の事件や、アパートの上階の謎、そしておばちゃんと呼ばれる人物の正体が次第に暴かれていく。
後半には不気味な悪夢と上の階の恐ろしい展開が連続。死んでいるはずの者の覚醒と、それを支える並外れた根性が描かれる。
ラストはさらに派手さを求める向きもあるが、オカルト・天体要素を織り込みつつ、結末はこう締めくくられたのか
*ラマシュトゥ苦痛と絶望の女悪魔
*載冠の日
*陽光をもたらす者
*召使い
この監督、アパートへの愛が強すぎる。
ストーリーは謎だらけ。
せっかくカッコいいデブの怪物が登場したのに、あっという間に消えてしまって残念。
血は出るけど、特にグロテスクというわけでもない。
私はベーナス。
皆が愛してやまないジャウロ・バラゲロは、やはりヘンテコ作品だ。とはいえ、監督がやりたかったことはよく伝わり、ストーリー自体もしっかり作り込まれている。ツッコミどころが満載なのは、いつものことだ。
マフィアから大量のドラッグを盗み逃げたルシアは、姉ロシオと娘アルバが暮らすマンション「ヴィーナス」へ逃げ込む流れから、あのラストへと結びつく展開には感心させられる。
ラマシュトゥは、アッカド神話で妊娠中の女性や幼い子どもを苦しめる女神として知られている。ちなみにその夫は映画『エクソシスト』で有名な悪の王パズズ。3人のおばあさんたちが生贄を使ってラマシュトゥの召喚を企てる。果たして女神ラマシュトゥは降臨するのだろうか?
とはいえ、それは単純な話ではなく、思い切りの変化球。最初はふざけているように見せておきながら、さまざまな要素を絡めて3歩先を見据えた着地をする。その点はとても素敵だ
ただ、監督はまるで遊んでいるかのようにも見え、こうしたプロットが大好きなのだろうと改めて感じる。
先に降り立つブヨブヨとした召使い、彼なのか?の存在が特に光る どうしてバスルームにずっといるのか? あの贈り物は何なのか? 全てはきちんと繋がっていて、実に面白い。愛すべきキャラクター
H·P·ラヴクラフトの短編小説『魔女の家の夢』を原案にした作品で、独特な世界観が魅力的でした。痛みやグロテスクな描写がありつつ、楽しんで観ることができましたが、結末はあまり好みではありませんでした。
日食を目前に控えたマドリードで、ナイトクラブのダンサー、ルシアは雇い主のギャングから大量のドラッグを盗みますが、用心棒に見つかり、太ももを刺されてしまいます。彼女は疎遠になっていた姉ロシオと娘アルバが住むマンション・ヴィーナスに逃げ込みますが、ロシオと口論になり、翌朝にはロシオが行方不明になります。
【ネタバレ】
マンションでは不気味な音が響き、蛇口からは黒い液体が出るなどの異常があり、ロシオは娘を連れて逃げようとしていたようです。ルシアは通気口からの異音を気にしつつ覗いてみると、何かが姿を現しましたが、それは夢でした。アルバから話を聞くと、ロシオは上の階の女性の影響でこの家を怖がっており、一人で逃げ出したと言います。アルバによると、上の女性は召使いで、女主人は不在でまもなく戻るとのこと。さらに、召使いは手術用メスや緑色の石の装飾品、液体に入った特大のG、瓶に詰めた子供達の涙などの贈り物をくれたと話しました。彼女はそれらを夢の中で受け取っていました。
住人の少女がアルバを誕生日パーティーに誘い、ルシアは渋々参加します。そこで、彼氏ビクトルと連絡を取りますが、ドラッグを盗むよう指示したのは彼でした。部屋には高齢の住人たちが集まっていて、上の階には誰も住んでおらず厳重に施錠されていると話しました。
ボスの手下が霊能者にルシアの居場所を探させ、マンションにやってきます。ルシアはロシオが集めた記事を見て、この場所で起きたさまざまな事件を知ります。アルバがメスで手を切った後、ルシアは慌てて手当てしますが、アルバは自分の命令には絶対服従だと語ります。
その後、ルシアは太ももの傷からGが這い出る悪夢にうなされ、さらにロシオが襲いかかり、アルバが自らの首にメスを突き立てる夢を見ます。
すでにボスの手下がマンションに入っていましたが、老婆たちは彼らを軽く殺してしまいます。ルシアは上の階を調べに行き、無数のアルバの写真を見つけます。戻ろうとした時、鎖で繋がれ、首から血を流すロシオを発見し、彼女はアルバを連れて逃げるように訴えましたが、命を落としてしまいました。
老婆たちは儀式の準備を始め、ルシアはアルバを連れて逃げようとします。その時、彼氏が現れ、ドラッグを出せと迫り、ルシアは腹を刺されます。彼氏がバスルームにドラッグを取りに行くと、そこにいた怪物にグシャグシャにされてしまいます。
老婆たちはルシアの腹にトドメを刺し、アルバをさらっていきます。アルバはラマシュトゥの肉体に選ばれたと告げます。さらにボスの手下たちが押し寄せます。
ルシアはホッチキスとダクトテープで復活し、ドラッグを大量に摂取してアルバを取り戻しに向かいます。ガスボンベでボスの手下たちを片付け、銃を奪って老婆たちの元へと向かいます。老婆を一人撃ち殺し、日食と共に残りの二人の頭を吹き飛ばします。
アルバを抱え外に出ると、ボスたちが待ち受けていましたが、女王の証である王冠を被ったルシアに対し、ボスは陽光をもたらす者と言って涙を流しながら跪きます。ルシアはボスの頭に手を添えて、お前を許すと告げました。
悪夢と魔力が交錯し、ドラッグを盗むオーラでテンポ良く展開していましたが、ルシアはあまり魅力的ではないキャラなので、やられて終わるのも良かったのではと思いました。結局、選ばれし者がルシアという設定には違和感を覚えました。面白かっただけに、ラストが残念に感じました。
地味に気になっていた作品を観賞した感想です。ラヴクラフトを知らなくても、作りの雰囲気で自然に世界観が伝わってきます。思ったより物語はしっかりまとまっていて好印象。ただ、主人公の暴れっぷりが圧倒的に足りないのが残念です。タイトルのVenusにふさわしいビジュアルと、血塗れの女主人公がブチギレ無双する展開を期待していただけに、あの程度で終わってしまうのはもったいなさすぎます。そして結末はルシア的には良いのですが、マフィア側の描写はどうだったのか気になります。全体として決してつまらなくはないものの、観客の需要をきちんと掴み切れていない映画だと感じました。
混沌とした物語。
エステル・エスポシトは美しく、魅力的だ。
バラゲロ監督の新作を観賞。疾走感と過激なグロテスクさが混ざり合うアクションが見どころで、終盤まで手に汗握る展開だった。単なる追跡劇かと思いきや、物語は二転三転。エクリプスのような陰影を感じさせつつも、それだけに留まらず新しい方向へ展開する斬新さが光る。終盤では聖書モチーフの比喩が強まる場面もあったが、それがすぐ主題に直結するわけではなく、監督らしさはやはり子どもの視点に根ざしている。ただ、スペインホラーらしい雰囲気は過去作ほど強くなく、全体の印象はこれまでの作品とはかなり異なっていた。
エステル・エスポシトの美しさが映画を支えている。