1985年6月22日に公開の映画「刑事ジョン・ブック/目撃者」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「刑事ジョン・ブック/目撃者」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
刑事ジョン・ブック/目撃者が視聴できる動画配信サービス
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刑事ジョン・ブック/目撃者のあらすじ
アーミッシュの母親と息子が、殺人事件の渦中に巻き込まれる。彼らを救ったのはフィラデルフィア警察の刑事ジョン・ブックだ。傷つきながらも母子を村へ送り届けたブックは、傷が癒えるまで村に滞在して人々と交流するが、敵の刺客の影は依然として近づいていた。
刑事ジョン・ブック/目撃者の詳細情報
「刑事ジョン・ブック/目撃者」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ピーター・ウィアー |
|---|---|
| 脚本家 | アール・W・ウォレス ウィリアム・ケリー |
| 出演者 |
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| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | アクション サスペンス ドラマ |
| 制作国 | アメリカ |
| 公開日 | 1985年6月22日 |
| 上映時間 | 113分 |
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刑事ジョン・ブック/目撃者のよくある質問
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Q映画『刑事ジョン・ブック/目撃者』のあらすじは?
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A
『刑事ジョン・ブック/目撃者』は、アーミッシュの8歳の少年が殺人事件を目撃したことから始まるサスペンス映画です。刑事ジョン・ブックが事件の捜査を進める中で、アーミッシュコミュニティに隠れつつ、彼らの文化や価値観に触れていきます。事件の背後に潜む真実を追い求める彼の姿が描かれます。
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Q『刑事ジョン・ブック/目撃者』でのハリソン・フォードの役どころは?
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A
ハリソン・フォードは、『刑事ジョン・ブック/目撃者』で主演の刑事ジョン・ブックを演じています。彼は正義感の強い刑事で、命を狙われても真実を追求する熱い信念を持っています。彼の演技は作品の緊張感を高めました。
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Q『刑事ジョン・ブック/目撃者』におけるアーミッシュ文化の描写について教えてください。
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A
『刑事ジョン・ブック/目撃者』では、アーミッシュ文化が重要な要素として描かれています。非暴力を重視し、シンプルな生活を守るアーミッシュの人々と都市での生活に慣れた刑事ジョン・ブックとの対比が際立っています。この描写により、文化の違いがクライマックスのドラマ性を高めています。
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Q『刑事ジョン・ブック/目撃者』の監督は誰ですか?
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A
『刑事ジョン・ブック/目撃者』の監督は、ピーター・ウィアーです。彼は作品を通じて、サスペンスとドラマの要素を巧みに融合させ、独自の緊張感を作り上げました。彼の演出は、映画全体の評価に貢献しています。
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Q『刑事ジョン・ブック/目撃者』の音楽を手がけた作曲家は誰ですか?
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A
『刑事ジョン・ブック/目撃者』の音楽は、モーリス・ジャールが作曲しました。彼の音楽は、作品の緊迫感を高め、視覚的なシーンを引き立てました。この音楽は、映画の感情的な側面にも大きく貢献しています。



刑事ジョン・ブック/目撃者の感想&レビュー
ハリソン・フォードを目当てに観賞したが、思っていた以上に物語が深く感動した。映画を通じて、アーミッシュという独自の暮らしがあることを初めて知った。アーミッシュの生活スタイルや周囲の視線、そこに一時でも身を置くことでジョン・ブックが抱いた感情が、丁寧に描かれていて印象的だった。結末は切なくも美しく、観終わった後も長く心に残る余韻があった。とはいえ、銃創の描写には現実的な治療が必要だと感じる場面もありつつ、作品のユーモラスな一面がほんのり効いていて良かった。
昔、映画館で観た。久しぶりにBSで再放送されていて、ピクニック・アット・ハンギング・ロックの監督だったのかと驚きながら視聴すると、村の映像が少し不思議な雰囲気を醸し出していた。
日曜の午後2時、テレ朝で放送されていた時代を思い出す。『アタック25』の後の枠だったはずだ。何度も観たいと思いつつ、用事が入ってしまって結局見られない日が多かった。
それがついに観る機会が訪れた。観てみて、いい意味で期待を裏切られた。思っていたより深みがあり、良い意味で印象が強かった。都会の片隅で働く刑事の、しがないけれどもかっこよさが伝わってきた。
アーミッシュの暮らしぶりの描写も魅力的で、雰囲気が可愛いと感じるほどに柔らかく描かれている。ただし現実には俗世を離れるのは難しいだろうとも思える。サミュエルが特に愛らしく、物語の温度を保ってくれた。
ただカーター関連の件は切なく、明らかなフラグが立っていただけに結末には安堵したい気持ちが強かった。アーミッシュをからかう子どもの描写には腹が立つ。自分なら間違いなく手を出したくなる場面だった。
エンディングも印象的だった。「英国人には気をつけろ」という台詞への微笑み、去っていく車、ばったり会う男そんな場面が余韻として残る。
80年代映画の良さを、いい意味で体感できた気がする。どこか懐かしく、改めてハリソン・フォードの格好良さを再確認したのだった。
中学生の時にテレビで一度観て以来、本当に久しぶりの視聴。
馬車に続くトラックや自動車、そして電線。アムトラックに乗っているアーミッシュの母子。男の子が目を輝かせる空には気球が漂い、しんみりとした雰囲気もない葬式から続くのどかな光景。しかし、刑事ものの映画だから、そんな緩やかな気分が続くはずはない。男の子が目撃した殺人が、刑事とアーミッシュの母子の接点を生む。
映画は、暴力や差別を伴う警察の捜査や、逮捕された犯罪者への威嚇を描く。その姿は警察官にとっては日常でも、子供には恐怖を与えるものだ。アーミッシュへの好奇心や軽い揶揄も描写されている。定番のパターンとして、身内の警察官が犯人で、自分が信頼する上司も絡むことになり、刑事は早々に窮地に追い込まれ、アーミッシュの村に囲まれる。
アーミッシュとの生活は、都市での生活とは一線を画す質朴なもの。ある意味「異世界転生」にも似た状況で、ここには別の「法」が存在し、それが良くも悪くも社会の隅々まで浸透している。この異世界での時間が続く一方で、アーミッシュの視点では、彼が「別の法」をコミュニティに持ち込んだことで法と法の対立が生まれ、それは性愛の領域にまで及ぶ(音楽とダンスのシーン)。
母子の名前はレイチェルとサミュエル、その養父はイーライ。これは旧約のヤコブの妻ラケルや士師サムエル、預言者エリヤを示唆している。イーライの保守的な姿勢は確かにエリヤに重なるし、アーミッシュの登場人物の名前が全て旧約由来であることは大事な要素。
一方、刑事の名前はジョン・ブック。ジョンはヨハネを表し、姓のブックは「聖書」を意味する。彼の敵や味方はほとんどがキリスト教とは無関係の名前であり、Elaine、McFee、Fergie、Carterなどはその例だ。言い換えれば、ジョンは粗暴で差別主義的な側面を持ちながらも、本質には(不完全ではあるが)キリスト教に根ざしている。
意義深いことに、黒幕のSchaefferの名前は古いドイツ語で「羊飼い」を意味する。つまり、この物語は一種の「黙示録」を暗示しており、アーミッシュの視点では共同体を脅かす存在であるSchaefferは反キリストとして描かれる。
神秘的な旧約の世界(アーミッシュ)と新約の世界に生きるジョンとの間には深い断絶がある。レイチェルとジョンはそのことを実感し、使徒ヨハネたるジョンはかつての道を引き返すしかない。
刑事ものとして見ると、プロット自体は特に優れているとは思えない。アーミッシュの現実を十分に描いていないという批判もある(だが、イーライがレイチェルに見せる隠微な所有欲は、アーミッシュにおける性愛の複雑さを示唆し伝説的である)。「文化の衝突」というテーマが中心のようでありながら、重要な要素として巧みに扱われている。
あからさまに目を引くポイントにもかかわらずアカデミー脚本賞を受賞したのは、この作品が隠された含意としてキリスト教史との関係を持っているからだろう。その観点で見れば良くまとめられているとも言える。資本主義が浸透したアメリカ社会において、これほど固い他者の神話的共同体が存在する理由、必要性について問う。恋愛と暴力の定番的な娯楽作品でありながら、宗教的テーマにも触れることで作品の深みを持たせ、アカデミー賞が与えられたのかもしれない。このような作品は、アメリカで好まれる傾向がある。
主役のハリソン・フォードはいつも通りだが、レイチェル役のケリー・マクギリスはとても美しい。『ブレードランナー』のヒロインもレイチェルだったが、この映画の撮影中、ハリソン・フォードとケリー・マクギリスは仲良くできたのだろうか笑。劇伴はモーリス・ジャールで、シンセの音色がヴァンゲリス風に響く場面もあり、思わず微笑んでしまう。
少年が目撃した殺人事件を巡る刑事の物語。映画の冒頭では、アーミッシュの少年が殺人を目撃し、次に犯人が刑事で、その上司も共謀者であることが判明します。この驚きの展開がわずか40分の中で描かれるスピード感には感心しますが、その後の展開がどうなるのか少し不安になることもありました。40分以降は、負傷した刑事がアーミッシュの村に身を隠す様子が展開され、彼らの伝統的な生活様式が良くも悪くもネタにされることが多い中、本作ではアーミッシュへの敬意が感じられました。むしろ観光客の中に愚かな人間が描かれており、観る者に不快感を与えません。また、物語が進むにつれ、殺人事件の要素は一旦脇に置かれ、主人公と少年の母親とのロマンティックな関係が主軸となります。暴力を振るう刑事と非暴力を掲げるアーミッシュ女性という禁断の恋が、抑圧の中で情熱的に盛り上がる様子は非常に感動的です。特に、2人がキスをしそうでしないダンスシーンはスリリングでした。ハリソン・フォードはもちろん、初めは地味だったケリー・マクギリスの美しさが徐々に引き立つのも好印象でした。終盤では、汚職刑事との対決が描かれ、村人たちの集まりによって犯人が追い詰められる展開は興味深いです。「アーミッシュの非暴力の精神の勝利」という解釈には納得しましたし、その描写からもアーミッシュへのリスペクトが感じられます。結末で主人公と女性が別れるという展開には賛否あると思いますが、個人的には彼らが結ばれてほしかったです。それもしっかりした描写が必要でしょうが。本格的な犯罪捜査や派手なアクションを期待すると拍子抜けするかもしれませんが、異色の刑事映画として楽しめ、恋愛映画としての魅力も十分にありますので、恋愛映画ファンにもおすすめです。
さっぱりとした味わいで特別な特徴はないが、フォードが大工を好む描写が伝わるのが魅力。アーミッシュの暮らしを知る入門作としておすすめ。
40年前の作品で、この映画の予告や宣伝を通じて初めてアーミッシュを知りましたが、何故か観ることはありませんでした。
キャスティングが素晴らしく、アーミッシュの人々に対するリスペクトが伝わってくる、なかなかの佳作です。
NHK BS 2025年10月放送予定。
見やすく、面白かった反面、中盤以降はサミュエル少年の出番が少なく、彼の活躍をもう少し見たかった。
いま観ても『これがオスカー級の作品なのか?』と疑ってしまう映画だが、意外にも楽しめる。若い頃のヴィゴ・モーテンセンが出演している点も見どころだ。
BS放送の映画を久々に観ました。大好きで何度も見てきた作品だけど、ここ十年は観ていませんでした。
若い頃の私には、ふたりの結ばれない恋の切なさが心に刺さり、今でもその切なさは胸に残っています。
そして今回、新たな発見が。アーミッシュの村の中に、若いイケメンが紛れているヴィゴ・モーテンセンに似ているような人がいるのです。本人かは分かりませんが、そんな存在が他の人々の中に混ざっているのを見つけて、やっと気づきました