2024年10月4日に公開の映画「HAPPYEND」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「HAPPYEND」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
HAPPYENDが視聴できる動画配信サービス
現在「HAPPYEND」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「HAPPYEND」が配信中です。
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HAPPYENDのあらすじ
いたずら好きで、楽しいことばかり追い求めるユウタとコウは、幼馴染で大親友。毎日をただ楽しめればいいと思っていた。しかし、高校の卒業と進学を前にして、周囲の出来事を通じてコウは自分の社会における立ち位置を考え始める。ある晩、いつものように学校に忍び込んだ二人は、ユウタが突拍子もないいたずらを思いつく。翌日、そのいたずらを発見した校長は激怒し、学校に生徒を常時監視するAIシステムを導入する騒ぎにまで発展。これに対抗する生徒たちの反発運動が起こる中、ユウタとコウの友情にも亀裂が入っていく…
HAPPYENDの詳細情報
「HAPPYEND」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
HAPPYENDの公式PVや予告編動画
「HAPPYEND」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
HAPPYENDの楽曲
「HAPPYEND」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックHappyend (Original Motion Picture Soundtrack)Lia Ouyang Rusli
HAPPYENDを無料で見る方法は?
「HAPPYEND」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
HAPPYENDのよくある質問
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Q映画『HAPPYEND』のあらすじはどのようなものですか?
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A
映画『HAPPYEND』は、家族の秘密と絆を描いたドラマです。裕福な家庭に隠された様々な問題を通じて、登場人物たちの心情が明らかになっていきます。現代社会の複雑さと人間関係のもろさを描いた作品です。
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Q『HAPPYEND』の登場人物はどのような魅力がありますか?
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A
『HAPPYEND』の登場人物たちは、それぞれが複雑な背景を持ち、多面的な魅力を持っています。家族内で繰り広げられる葛藤や、それに対する個々の反応が鑑賞者の興味を引きつけます。彼らの人間的な弱さが作品の深みを増しています。
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Q『HAPPYEND』の主題やメッセージは何ですか?
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A
『HAPPYEND』は、現代の家族や社会の抱える課題をテーマにしています。家庭内外の問題がどのように人々に影響を与えるかを描写し、人間関係の脆弱性や再生の可能性を問いかけます。作品は見る者に対し、深い考察を促すメッセージを届けています。
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Q映画『HAPPYEND』の制作スタッフについて教えてください。
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A
『HAPPYEND』は、名高い監督と経験豊かなスタッフによって制作されました。精巧な演出と綿密な脚本が組み合わさり、視覚的にも物語的にも高いクオリティを実現しています。このチームの努力により、作品全体がしっかりとした仕上がりを見せています。
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Q『HAPPYEND』はどのようにファンや視聴者から受け入れられていますか?
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A
『HAPPYEND』は、深みのあるストーリーとリアルな人物描写で好評を得ています。現代社会の問題をリアルに描写していることから、多くの視聴者が共感を示しています。また、巧みな演出とキャスティングも評価のポイントとされています。



HAPPYENDの感想&レビュー
とても良かった。飛行機では音を十分に楽しめなかったので、映画館での再上映があればぜひ行きたい。
28歳にもなってゆうたに自分を重ね、ただ楽しいことだけをしていたいと思ってしまう。だからこそ視野を自分の内側に閉じ込め、その場の喜びに没頭して生きる辛さを紛らわせている。そんな私の周りでは、親友たちがアメリカへ行ったりデモに参加したりと、徐々に将来や世界のことを考え始めていく。だがユウタだけは最後まで他者のことを考える余裕がなく、見えていないわけではない。理解したうえで諦め、わざと視野を狭めてその場を楽しみたいと選んでいる。共通しているのは、みんな何かを諦めているということ同級生への諦め、社会や未来への諦め、生徒としての諦め、新しい音楽との出会いの諦め、自分のルーツとそれを受容しない社会への諦め。コウの立ち位置はユウタとは違って、幼い頃からずっと一緒だったけれど、コウには韓国にルーツがあり、日本の分断が深まる中で肩身が狭く、家も就学支援を受けなければならない。裕福とはほど遠い。対してユウタは、家の様子から見ても結構裕福で、日本に根を持つ。奨学金という借金を背負って学校へ通う者とそうでない者では考え方が異なる。加えてコウは、権利が簡単に剥奪される状況にも直面しているから、社会や未来について考えざるを得ないそうしたことを言語化できているかは分からないが、ユウタ自身も肌で感じている。だからこそ、あんな決断をすることができるのだろう。部室を奪われたあとの、盗み出すことを扇動した直後だったり、一緒に機材を運び出したりした直後に怒りが爆発するのは、少し不自然にも感じてしまう。さっきまでノリノリだったはずなのに、どうしたんだろう、と思ってしまう。もちろん、音楽や親友たちとの時間を楽しみたい気持ちと、社会やこれからのことを考えてほしいという苛立ちは両立するはずだが、彼にはもう少しグラデーションが欲しかった。冒頭で描かれた二人がまだ同じ世界を見ているフェーズを、あと30分は丁寧に観たかったという願いがある。)
フィクションでありながら、近い未来の風景は現実味を帯び、今まさに起ころうとしているかのようで背筋が凍る思いだった。
幼馴染で同じ場所にいたはずのふたりは、それぞれの立場から見える世界が少しずつ変わっていくのが当然のこと。人はずっと同じでいられないからこそ、切なくなる。
たとえ道が分かれても、お互いが幸福をつかめればそれでいい。変わらない何かをきっといくつか抱きしめて生きていけるはずだそんな風に願った。
何より音楽の魅力が際立つ。友達のことを考えると、変わらない友達と、変わりたいと思い始める大人になる第一歩を感じる瞬間。友達とはずっと少年のままでいたいけれど、現実はそうはいかない。環境が違えば考え方も変わる。似たテーマは他にもあるが、そこにさまざまな問題を織り込み、少しだけ未来を見据えた話としても、警鐘のような意味を持つ。悪くない。
言葉にできない感情を抱えたまま、1か月が過ぎてしまった。混血や音楽など、共鳴できるものが多すぎてしんどいけど、それでもめちゃくちゃ好きだった。ヨースケユキマツは本当におもしろい。 #あいうえお2025
Filmarksで高評価を得ている本作。期待を持って鑑賞しましたが、どうしても乗り切れませんでした。この映画が描くルールに反抗する雰囲気が苦手で、ルールを破る自分に酔いしれている登場人物たちが印象に残り、合わなかったです。
そもそも、自分の車にあんなことをされたら、佐野史郎でなくとも怒るのは当然です。車への破壊行為が大人への反抗として描かれていても、爽快感はなく、ただ不快でした。いつの間にか、自分も校長側の立場になってしまったのかもしれません。
未来の物語
監視された高校生たち
多国籍の背景
企業のAIにまつわる話題が偶然に登場する
近未来のディストピアは、あり得そうな光景として私たちの前に立ちはだかる。美しい日本を外国人観光客として眺めるだけでは見えない社会の裏側を、あなたはどう感じるだろう。2回目の鑑賞で、ロンドンの友人たちとバービカンシネマで映画を観られたことは幸運だった。投票権をまだ持たなかった若い頃、両親に支持政党とその理由を問うたときの答えには衝撃を受けた。未熟で苛立ちを覚えた私は、戦後から続く組織票の構造を知るにつれ、既得権益を守ろうとする人々も自由ではないのだと理解した。表面的には何も考えていないように見える人々の中にも、深く考えている人がいる。問いを立て、語り続けることを忘れずにいながら、目の前の相手を自分の尺度で断罪せず、相手を一人の個として見る目を持ち続けたい。
事前情報なしで鑑賞したので、こんなにも政治的メッセージを前面に打ち出す映画とは思いませんでした。最初は退屈に感じる場面もありましたが、物語が後半へ進むにつれてぐいぐい引き込まれ、登場人物たちの友情に心を打たれました。校長も必ずしも悪い人ではなく、むしろ人間味が光る存在です。見終えた後だけでなく、鑑賞後もじんわり心に残る作品でした。
未来のために声を上げる若者と、それを抑圧しようとする大人たち/社会という構図には、奥行きが不足している。校長や教師、警察といった権力の象徴とされる人物の描写は露悪的に過ぎる一方で、結局は校長のほうが筋が通っているように見える場面が多く、これが皮肉なのかギャグなのかと感じさせる。作中に「想像力が欠落している」というセリフがあったが、それはむしろ自分自身を指しているように取れてしまう。主義主張を一から丁寧に解説するセリフにも辟易さを禁じ得ず、観客に委ねる不親切さの欠如が、本作が伝えたかったテーマさえも安っぽくしているように感じる。圧倒的MVPは林裕太。