2005年1月5日に公開のアニメ「スターシップ・オペレーターズ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「スターシップ・オペレーターズ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
スターシップ・オペレーターズが視聴できる動画配信サービス
現在「スターシップ・オペレーターズ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「スターシップ・オペレーターズ」が配信中です。
スターシップ・オペレーターズのあらすじ
故郷を失った若き兵士たちは、その姿を銀河ネットに映し出し、一隻の戦闘艦で孤独な戦闘を繰り広げる…
スターシップ・オペレーターズの詳細情報
「スターシップ・オペレーターズ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 制作会社 | J.C.STAFF |
|---|---|
| 原作者 | 水野良 |
| 監督 | 渡部高志 |
| 脚本家 | 富沢義彦 |
| キャラクターデザイナー | 松本文男 |
| 主題歌・挿入歌 | KOTOKO 川田まみ |
| 出演者 | |
| カテゴリー | アニメ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2005年1月5日 |
スターシップ・オペレーターズの楽曲
「スターシップ・オペレーターズ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマradiance川田まみ
- エンディングテーマ地に還る 〜on the Earth〜KOTOKO
スターシップ・オペレーターズのエピソード
「スターシップ・オペレーターズ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
| 01 | カウント・ダウン | 惑星国家キビの新造宇宙戦艦アマテラスは、航海実習として、防衛大学生による試験航海を行っていた。間もなく試験航海も終わるという時に、キビに対し強大な軍事力を誇るヘンリエッタ星域惑星国家同盟(=王国)が突如宣戦を布告。急襲により護衛艦を撃破されたキビ政府は、同盟に対し即時降伏を宣言する。アマテラスでは降伏の発表を受け、正規軍人が先に退艦させられ、残ったのはシノン達訓練生だけとなる。しかし残された訓練生達は、同盟と戦う為あるひとつの方法を思い付く。それは、銀河ネットワークをスポンサーとして、同盟との戦いを中継させるということだった。 |
| 02 | トラファルガー・クライシス | 王国との初戦で勝利を飾ったアマテラスは、これからの戦いのために、キビ前総理である間宮タツマを向かえ、亡命国家として活動することに。これからの方針決定や初戦の破損箇所の修理などの問題を抱えながらも、とりあえず惑星フェニキアへと向かうことになる。そこへ王国の戦闘艦トラファルガーより通信が入り、交戦を希望してくる。迎え撃つ準備を始めるクルー達と放送の準備を始めるディータ。そのころ補給班のイリキ達は、初戦で破損した箇所を修理するために艦外作業を始めていた。 |
| 03 | コール・フロム・ホーム | 初戦に続き勝利を収めたアマテラスだったが、同時に初の戦死者が出たため、艦内には動揺が広がっていた。そのころ王国では無視できない存在となりつつあるアマテラスに対する対策が協議されていた。アマテラス撃破を声高に主張する各提督を前に、王国報道官のヘルマンは、ある策を提案する。アマテラスでは、先の戦い以来の不満が爆発し騒ぎが起こる。そこへキビの民間船よりサンリの父親である若菜ゲントからの通信が入る。彼は乗員に退艦を進め、サンリにも自分のもとへ帰ってくるように説得する。 |
| 04 | ファイナル・アンサー | 王国の揺さぶりにより、動揺の広がっていたアマテラスだが、サンリが銀河ネット生中継で行ったタカイへの告白により落ち着きを取り戻す。心理工作の失敗した王国は、次なる潜航艦アブキールを差し向ける。ただでさえ発見することの難しい潜航艦が相手な上、さらに運の悪いことに探査装置の故障も重なり、不利な状況に追い込まれるアマテラス。そこでシノンは、アブキールを発見するある方法を思いつく。 |
| 05 | グレート・エスケープ 前編 | 生活物資が不足気味のアマテラスは、補給の為、王国に対抗している惑星国家シュウへと訪れる。快くアマテラスを向かえいれたシュウ政府は、シノン、ミユリ、アレイを歓迎式典へと招待する。一方キスカ、リオ、間宮総理は政府主催のレセプションへと向かう。アマテラスに残る者、街へ買出しに出かける者とそれぞれに行動するアマテラスクルー。宇宙港へ日用品の買出しに出たアキホとレンナ、しかしその中でレンナは護衛のMPの不審な行動に気づく。 |
| 06 | グレート・エスケープ 後編 | アマテラスが訪れた惑星国家シュウで突如発生したクーデター。その騒ぎでクルーはそれぞれバラバラになってしまう。アマテラスへ戻る為、シノン、ミユリ、アレイ、そして中継を続けるディータはジープで軍事基地へ向かう。キスカとリオは軟禁状態とされ、タツマはシュウ大統領ラウと対峙していた。一方宇宙港の貨物エリアに到着したアキホとレンナはクーデター軍兵士に発見される。応戦するレンナだがアキホをかばい負傷してしまう。負傷したレンナを抱えアキホはアマテラスへと向かうが…… |
| 07 | スターダスト・メモリー 前編 | レンナを失った悲しみも冷め遣らぬうちに、シェンロンと共に王国艦隊4隻に立ち向かわなくてはならないアマテラス。シノンは2対4という不利な状況で勝つための作戦に頭を悩ませていた。レンナを失ったショックからか思いつめるシノンにコウキは声をかけるがシノンはかたくなな態度で返すのだった。シノンはキスカを相手に模擬戦のシミュレーションを繰り返すが、何度やっても勝つことができない。あせるシノンに対し余裕のキスカだったが、繰り返すうちにシノンが何かを思いつく。 |
| 08 | スターダスト・メモリー 後編 | 2対4という圧倒的不利な状況の中ついに艦隊戦が始まる。アマテラスはシェンロンを待機させたまま先行、そのアマテラスにレイテとマリアナが向かう。するとシェンロンが突如作戦と異なる行動を始める。このままでは、アマテラスが援護に回る前に撃破されてしまう。その行動にシノンは、シェンロンが撃破されればシュウ政府は王国に対し降伏せざるを得なくなり、結果的にアマテラスが王国の包囲網から逃げ出すことができることを指摘する。シェンロンは自らを犠牲にしてアマテラスを脱出させようとするのだが。 |
| 09 | ターニング・ポイント | アマテラスが生死をかけたワープで行方をくらました直後、艦隊へ王国最高会議議長が死亡したという緊急連絡が入る。ヘルマンは急ぎ王国へ帰艦の指示をだすが、エルロイはアマテラスのことが気にかかっていた。無事にワープが完了したアマテラス。運よく中立地帯に出ていたため、補給の要請をだし一息つくことに。しかしシノンはシメイの件、シュウの件、そしてこれからのことに不安を感じていた。王国に帰艦したヘルマンとエルロイだったが、そこではイザベルが議長代理として現場を取り仕切っていた。ヘルマンが去った後イザベルはエルロイへ自分と手を組まないかと持ちかける。警戒するエルロイに彼の以前の部下を戻すことを約束するイザベル。しかし帰りがけ今度はヘルマンがエルロイを懐柔しようとする。その様子に辟易するエルロイだった。 |
| 10 | サドン・デス | 地球連合議会で演説をするために地球へと降り立ったタツマは、旧知の間柄である川路議員とともに会議場へと向かう。補給、修理のためAGI本社のある惑星パルミアへと到着したアマテラス。AGIはクルーを歓迎するためのパーティーを開催する。パーティーに出席するため準備をするクルーたち。告白以来付き合っているシノンとコウキ。シノンは留守番のコウキにパーティーのお土産を持ってくると約束し出かけていく。しかしパーティーの最中、停泊中のアマテラスを王国の部隊が襲撃する。 |
| 11 | リターン・マッチ | 王国の襲撃によりコウキを失い、さらにAGIからも退去を求められ、王国艦5隻との戦いに赴くアマテラス。圧倒的に不利な戦いを前に作戦を立てるシノンだったが、クルーはその様子に無理を感じていた。作戦が決定すると、シノンは戦闘のライブ中継をピーターに提案する。 遂に始まった決戦。アマテラスに迫る王国戦艦マリアナ、リサの2隻。中継ではアマテラスがマリアナのコードネーム“ドラゴンフライ”に向かう様子が中継されていた。その中継を見て、戦いを避けたアマテラスを嘲笑するリサ艦長ナジャだったが…… |
| 12 | ウォー・クライ | 王国艦4隻を撃退したアマテラス。しかし最後の1隻コンキスタドールを前にレーザーキャノンの残弾はわずかとなっていた。そこへコンキスタドールからの攻撃が! しかし幾度かの攻撃でも、直撃がない状態から、シノンはコンキスタドールがアマテラスの位置を把握していないと予測する。アマテラスは最後のチャンスを生かすためコンキスタドールへの接近を図る。そのころ地球連合議会では、タツマがアマテラスの正当性を主張し、逆にイザベルはアマテラスの暴挙を非難していた。平行線をたどる議論、しかしタツマは不適な笑みを浮かべていた。 |
| 13 | モーメント・オブ・トゥルース | シノンたちが待ち続けていた地球連合軍艦隊がついに戦場に現れる。アマテラスの、シノンたちの戦いの結末は…… |
スターシップ・オペレーターズを無料で見る方法は?
「スターシップ・オペレーターズ」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「U-NEXT」「dアニメストア」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
スターシップ・オペレーターズのよくある質問
-
Qアニメ『スターシップ・オペレーターズ』のあらすじはどのような内容ですか?
-
A
『スターシップ・オペレーターズ』は、訓練を終えたばかりの宇宙士官候補生たちが、所属する国が敵国に降伏した後も戦い続ける姿を描くSFアニメです。メディア企業のスポンサーを受けて自らの戦いをリアルタイムで配信し、自由を求めて奮闘する様子が物語の中心になっています。
-
Q『スターシップ・オペレーターズ』の主要キャラクターにはどんな人物がいますか?
-
A
アニメ『スターシップ・オペレーターズ』の主要キャラクターには、艦長を務めるシノン・フィールドがいます。彼女は冷静な判断力を持ち、同僚たちと力を合わせて厳しい状況に対処していきます。他にも、個性豊かなクルーたちが登場し、物語に彩りを添えています。
-
Q『スターシップ・オペレーターズ』のテーマにはどのような特徴がありますか?
-
A
『スターシップ・オペレーターズ』のテーマは、戦争の現実とメディアの影響力を取り扱っています。戦争をエンターテインメントとして消費するという斬新な視点を提示し、視聴者にメディアの在り方について考えさせる内容になっています。
-
Qアニメ『スターシップ・オペレーターズ』の制作スタッフについて教えてください。
-
A
アニメ『スターシップ・オペレーターズ』の監督は渡部高志で、制作はJ.C.STAFFが担当しました。音楽は川井憲次が手掛け、作品の緊張感をより一層引き立てています。制作スタッフの高い技術によって、緻密な宇宙戦闘シーンが描かれています。
-
Q『スターシップ・オペレーターズ』と原作小説との違いはありますか?
-
A
『スターシップ・オペレーターズ』は、水城正太郎による同名小説が原作です。アニメ版では、ストーリー展開やキャラクター描写が一部変更されており、映像ならではの迫力やテンポを重視した構成になっています。



スターシップ・オペレーターズの感想&レビュー
水野良のSF戦記をアニメ化した作品は、最新鋭の宇宙戦艦をスポンサーの支援で奪取し、亡命政府を名乗る一隻で大国と渡り合うという筋立て。沈黙の艦隊のような世界観を感じさせる設定だ。冒頭から士官学校を卒業間近の学生が反乱を起こす展開には驚かされるが、裏で暗躍する有力者やスポンサーとしてのメディア活用など、現実味を出そうとする意識が好感を呼ぶ。
本作の白眉は、SF的で真摯に作られた宇宙戦闘描写だ。ゲームっぽいという意見もあるが、障害物のほとんどない広大な宇宙での戦いでは長距離戦が基本となり、乗組員はモニターとにらめっこする。宇宙戦艦の停止や回頭といった要素も真摯に組み込まれており、個人的には好感触だ。船体ダメージに伴う表面温度上昇の描写のようなディテールは、どこまで真面目なんだろうと感じさせる。
ハードSFを志向している明確な意思を強く感じる。大変マイナーな作品であるのが惜しい。『銀河英雄伝説』が好きな層には刺さる要素を含んでいるはずだが、作風は大きく異なる。ケレン味が少なく地味だが、それを狙っている点が面白く、メディア側がこれをエンタメとして膨らませる発想はかなり攻めたアイデアだと感じる。唯一の難点は原作が休止中で続きが見込めないことだろう。
水野良によるSF戦記のアニメ化を、硬派なSFとして丁寧に描く作品として評価します。
最新鋭の宇宙戦艦をスポンサーの後ろ盾で手に入れ、亡命政府を名乗る孤高の艦が、ひと隻だけで大国と渡り合う。まるで「沈黙の艦隊」を彷彿とさせる設定ですが、本作なりの色をしっかり持っています。
冒頭で士官学校を卒業間近の若き士官が反乱を起こす展開はショックを与えます。都合よくできすぎた部分も否定できませんが、裏で暗躍する有力者の存在や、スポンサーとしてのメディア活用といった要素が、現実味を支える要因として機能しており、個人的には好印象です。
何より白眉は、徹底的にSF寄りかつ真剣に描かれた宇宙戦闘の描写。障害物の少ない広大な宇宙を前提にした戦いは、基本的に超遠距離戦が中心となり、クルーはモニターと睨み合うことになるでしょう。船体の停止や回頭といった動作も、現実味を帯びた演出で物語に組み込まれており、好感が持てます。爆発時の表面温度の上昇といった細かな表現まで踏み込み、どこまで徹底するのかと引き込まれます。
硬派なSF作風を貫く意志を強く感じられ、作品自体の真剣さが伝わってきます。
マイナー作品ゆえの勿体なさを感じつつも、銀河英雄伝説が好きな人なら刺さる要素は確かにあるでしょう(路線は大きく異なるものの)。ケレン味を抑えた地味さが逆に魅力となっており、地味さを狙っているというより、その性格を前提にした挑戦的なアイデアとして支持したいところです。
ただし原作が休止中で続編が期待薄なのは惜しい点。原作ファンや新規視聴者の双方にとって、続きが待たれる状況です。
スペースオペラとしては軽めの内容ですね。PS2の時代にゲームとしてリリースされていれば、もっと良かったかもしれません。
地に足の着いた作りだと感じました。過剰な演出はほとんどなく、肝心な感情も特別に大きく描かれていないため、全体として地味な印象を受けます。しかし戦記物的な派手さはなく、手放しで面白いとは言い切れません。作品の雰囲気は、個人的には銀河英雄伝説の系譜に近いと感じました。
拳銃のセーフティを解除する描写や、艦の重力を発生させるための遠心力でシャワーの水が曲がる描写など、細かな描写と政治的なやり取りが観られて有意義だった。原作を含めて結末を迎えていないのは残念だが、大脱走の停電シーンは、発電所を一発狙撃しただけで停電が起こるのだろうかと感じた。