1960年10月9日に公開の映画「日本の夜と霧」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「日本の夜と霧」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
日本の夜と霧が視聴できる動画配信サービス
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日本の夜と霧のあらすじ
安保闘争を契機に結ばれた新聞記者・野沢と女子学生・玲子の結婚披露宴が開かれていた。しかし、逮捕状を持つ全学連の太田が突然乱入し、行方不明となっていた学生・北見の謎を叫び始めた。その出来事を皮切りに、昭和25年当時の学生運動の陰に潜むさまざまな事件が次々と暴露されていく。
日本の夜と霧の詳細情報
「日本の夜と霧」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | 大島渚 |
|---|---|
| 脚本家 | 大島渚 石堂淑朗 |
| 出演者 | 小山明子 桑野みゆき 津川雅彦 渡辺文雄 芥川比呂志 |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ 青春 |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 1960年10月9日 |
| 上映時間 | 107分 |
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「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
日本の夜と霧のよくある質問
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Q映画『日本の夜と霧』のあらすじはどのようなものですか?
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A
『日本の夜と霧』は、戦後の混乱期を背景に、犯罪組織や社会の闇を描いた作品です。主人公はその中で心の葛藤に苦しみながらも、信念を貫こうとする姿が描かれています。人間関係の複雑さや、時代の流れによる変化が物語の重要な要素となっています。
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Q映画『日本の夜と霧』のテーマは何ですか?
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A
『日本の夜と霧』のテーマは、混沌とした時代における人間の生き様と倫理観です。当時の社会の現実や、個々人が抱く情熱と希望が対比的に描かれ、観客に深い印象を与えます。人間の弱さと強さを鮮やかに描写していることが特徴です。
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Q『日本の夜と霧』の監督は誰ですか?
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A
『日本の夜と霧』の監督は、代表的な日本の映画監督である大島渚です。彼は独自の視点と大胆な演出で知られ、当時の社会問題に深い洞察を持つ作品を多く手がけています。この映画も彼の特徴を色濃く反映しています。
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Q『日本の夜と霧』に登場するキャラクターの魅力は何ですか?
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A
『日本の夜と霧』のキャラクターは、各自が複雑なバックグラウンドを持ち、多面的な性格を備えています。主人公の内面的な葛藤や、周囲の人々との関係性がリアルに描かれ、観客の共感を呼びます。特に登場人物同士の対話が物語の緊張感を高めています。
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Q映画『日本の夜と霧』の制作背景について教えてください。
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A
『日本の夜と霧』は、戦後の日本における社会問題を映し出すことを目的として制作されました。大島渚監督は、リアルで緻密な描写を通じて、その時代の空気感を観客に伝えようとしています。また、撮影方法にも工夫が凝らされ、視覚的なインパクトを狙った演出がなされています。



日本の夜と霧の感想・評価
総括として、冒頭の10〜20分は結婚式を前提にした討論が続く構成。登場人物の関係性が掴めないうえ、難解な語彙が連発して視聴疲れを感じる。長い対話が続く中でテンポが落ち、退屈に感じる瞬間もあった。
二度目の回想あたりで外では学生が踊り、室内に4〜5人の会話が展開されると、会話はぐっと単純になり昔の雰囲気が立ち戻って、ようやく作品の魅力が見え始め、面白さが増してくる。
三人目の回想に入ると羅生門形式へ進むのかという不安が生まれ、終わりがまだ見えない展開にイライラが蓄積する。
全員の回想が終わり森の場面へ移行するとクライマックスの予感が立つが、結末は予想の範囲内で、こんな終わり方かという感想。もう少し余韻や展開を望んでしまう。
演出は秀逸。長回しと速いテンポの対話で、役者の生の演技を活かす点がリアルさを引き出す。序盤の噛み合わない発言にも演出意図があるのかと感じつつ、端役のさりげない一言にも意味がある気がする場面が多い。全体として他の演出要素も魅力的で、観ていて退屈はしにくい。
ただし難解な用語が飛び交い続け、討論が前に進んでいるのか分かりづらい点は大きな難点。長回しの聴き取りづらさが最後まで尾を引くため、観客はかなり疲れる。
総じて、そこそこ楽しめるが疲れるので万人にはおすすめしづらい。しかし作品としては高く評価できる。頭脳戦を徹底して描く点、テーマの明確さ、監督の意図が強く伝わり、これだけ完成度の高い作品が生まれた理由が理解できる。頭脳戦としては他作と比較して、観客を追い越されすぎる映画より遥かに優れている。
ただ、結末の受け取り方は個人差が大きい。疲労感が強く残る終わり方だったのも事実。
*最後に、最初に文句を言いに来た人が津川雅彦と気づいた瞬間、坊ちゃんだったキャラクターが成長したように見えた視点には自分自身の偏りがあった。
今作も安保闘争関連の題材だ。自由を求める組織は、弁論の自由が保証されるべきだが、組織である以上、統制が進むほど発言は制約されがちだ。自由を求めるほど意見が分かれ、組織は分裂しやすい。統制を強めれば、発足時の理念は忘れられがちだ。結局、自由を求めるほど「組織には自由がない」という結論に至る。組織に入るなら、一定の不自由を覚悟しなければならないし、組織が自分と合わなければ脱退も選択肢になる。もし入るとしても、「自分の自由のために権力者に対抗する手段」くらいのスタンスで良い。組織に過度の期待をしないこと。自由を求めるなら、ただ手を組むだけ、あるいは自由のために利用しているだけ、という心構えで十分だ。長く続けば、結局発足時の理念は影を潜める。弁論・討論を認めるなら、組織は意見を受け入れるか、納得して脱退するか、納得せず脱退するか、納得したふりをするかいずれかになる。大半の組織は自然と分裂する。発足時だけが一枚岩なのだ。
・言葉を噛んだり詰まったり、間違えたりしても、スピード重視で当時の空気感を伝えてくれたことは、リアルタイムを知らない世代には貴重だ。
・津川雅彦の演技が素晴らしかった。彼のような人が実際にいたと思わせる、演技そのものが自然だった。
セリフを噛んでもカメラを回し続け、結婚式場での安保闘争討論を回想と絡めながら一本の映画に仕立てあげる。舞台劇のようでもあり、ドキュメンタリーのようでもあるが、学生映画の匂いがぷんと漂う素人臭さの大島組の役者陣に混じって、芸能一家に生まれ子役として長く演技を続けてきた津川雅彦が警察に追われる活動家を演じ、明らかに芝居が上手く、この作品の虚構とも現実ともつかない独特の立ち位置を体現している。この時代の若者ならではの生硬で理屈っぽい会話が、現在の視点でもむず痒く感じられ、生真面目で寛容さに欠けるやりとりには徒労感も滲む。それは大島渚の映画を観るたびに感じる徒労感でもある。
異様に長い長回しとカミカミのセリフが続く中で、結局学生にとっての闘争が何だったのかという虚しさを感じた。
長い回想を一気に遡ると、結婚式会場のコミュニスト風味と反米ナショナリズムの匂いが強く立ち、寮のスパイ侵入までの出来事が一枚のワンショットとして記憶に残る。元ヘーゲリアンで新聞記者だった人物の、これから迎えるであろう進路には何かしらの動きがありそうだ。
この映画は、日本の映画界と大島渚に感銘を受けた60年の作品であり、50年代の学生運動と60年安保の総括を丹念に描いている。運動はますます激化し、1952年の破防法反対ストライキや血のメーデー事件、そして1960年6月15日の樺美智子の死などが運動の激しい焦点となっている。内部の葛藤や人間の実存についても描かれ、結婚式に集まった過去のメンバーたちが討論する中、一人の青年・高尾の死がさまざまな事実を浮き彫りにする。組織の内的崩壊やセリフの間違いを残した長回しの緊張感が際立っている。経済力がものを言う組織内、リーダー中山はショスタコヴィッチの理念さえ超える余裕があるが、彼に美沙子を奪われた野沢は、彼の偽善と自身の無力さに悩まされる。野沢は「ずいぶん本を集めた」と中山を皮肉り、「美沙子は中山の部屋で楽しそうだった。俺には何も与えられない。闘争だけが俺たちの希望だった」と胸の内を吐露する。やがて、内灘やMSAなどの既成事実が進行する中、彼は自らの立ち位置を問い続け、不安を募らせる。美沙子は中山に指摘し、学生たちの闘争を見つめながら彼自身の気持ちに決着をつける。戸村とのやり取りの中で、高尾の死が避けられたかもしれないとの意見も交わされ、太田が新たな前衛の必要性を訴えるが、彼は逮捕される。この映画はまた、行動を求める北見の姿を描き、彼が参加しようとするデモに対して玲子が止める場面が印象的だ。北見は、デモの本質を理解しつつも、仲間の無気力に失望し、自己表現の場を求めて彷徨う。高尾の自殺の理由を探る場面では、魯迅の解釈が議論され、彼の「我絶望す、故に我あり」との視点が示される。こうした中で、革命的な姿勢が求められていた。
「日本の夜と霧」(1960)は、本家アラン・レネの「夜と霧」(1955)と同様に長回しの演出を貫き、さらにセリフの誤りをそのまま取り入れている点が非常に興味深い。ジャン=リュック・ゴダールの「勝手にしやがれ」(1960)にも共通する要素だが、これらは途切れることのない時間感覚と、完璧ではない人間像を描く試みとして捉えることができるのではないか。
最も気まずい結婚式。アンゲロプロスの『狩人』のような長回しと、過去と現在が交錯する舞台。やはりこの時代の熱量についていくには、映画が難しいと感じる。
大島渚が安保闘争をテーマにしたディスカッション映画。公開はわずか4日で上映打ち切りとなった伝説的な作品。1970年には文芸地下、2000年には新文芸坐で上映された。
長回しのカメラで過去と現在を自在に行き来する演出と、舞台劇のような転換の滑らかさが特徴だ。若者の歌を通じて、当時の風潮や時代背景を鮮やかに感じさせる。公開直後に上映が打ち切られた背景も含め、全体に漂う緊張感が強く印象に残る。
長回しを多用し、セリフのミスをそのまま流す手法は、ヌーベルバーグを思わせるなぁと感じましたが、松竹からの制作中止を避けるために異例の早さで制作されたのだとか。なるほど、非常に緊張感がありました。映画の内容に関しては、時代考証的な意味合いが強いように思います。その点では、「三島由紀夫対東大全共闘」の方が圧倒的に優れていると感じました。