2015年9月12日に公開の映画「黒衣の刺客」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「黒衣の刺客」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
黒衣の刺客が視聴できる動画配信サービス
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黒衣の刺客のあらすじ
唐代の中国。13年前に誘拐された隱娘(スー・チー)が、ついに両親の元に戻ってくる。しかし、彼女は道姑(女性の道士)によって、冷酷な暗殺者として育てられていた。彼女の標的は暴君・田委安(チャン・チェン)で、彼はかつての許婚でもあった。任務中、隱娘は窮地に陥るが、難破した遣唐使の船から逃げた日本青年(妻夫木聡)に救われる…。
黒衣の刺客の詳細情報
「黒衣の刺客」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ホウ・シャオシェン |
|---|---|
| 脚本家 | チュー・ティエンウェン ホウ・シャオシェン |
| 出演者 | イーサン・ルアン シュー・ファンイー ジャック・ピクゥ スー・チー チャン・チェン チョウ・ユン ニッキー・シエ ニー・ダーホン メイ・ヨン レイ・チェンユイ 妻夫木聡 忽那汐里 |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | アクション ドラマ 歴史 |
| 制作国 | 中国 |
| 公開日 | 2015年9月12日 |
| 上映時間 | 108分 |
黒衣の刺客の公式PVや予告編動画
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黒衣の刺客のよくある質問
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Q映画『黒衣の刺客』のあらすじを教えてください。
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A
『黒衣の刺客』は9世紀の中国を舞台に、暗殺者・聶隠娘が元の任務と愛との間で葛藤する姿を描いた物語です。任務によって古い愛情と向き合い、選択を迫られる中での彼女の成長と決断が見どころです。
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Q映画『黒衣の刺客』の監督は誰ですか?
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A
『黒衣の刺客』の監督はホウ・シャオシェンです。彼の独特な美的センスと緻密な映画作りが評判となり、本作も国際的に高い評価を得ています。
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Q『黒衣の刺客』の主なキャストは誰ですか?
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A
『黒衣の刺客』には、主演のスー・チーが聶隠娘役を務めています。また、チャン・チェンが彼女の元恋人である田季安を演じ、共に深い演技を披露しています。
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Q映画『黒衣の刺客』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『黒衣の刺客』は義務と愛情、自分自身の道を見つけることについて探求しています。特に、個人的な感情と社会的使命との間での内面的な葛藤がテーマとなっています。
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Q『黒衣の刺客』の映像美について、どのように評価されていますか?
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A
『黒衣の刺客』は、その映像美が非常に高く評価されています。ホウ・シャオシェン監督の丁寧なカメラワークと自然光を用いた撮影は、詩的で美しいと称賛されています。



黒衣の刺客の感想&レビュー
詩的な映像美が光る作品。最後まで登場人物の正体や目的がつかめず、謎が残る展開だった。笑 とはいえ、どこかで見覚えがある気がしていた理由が分かり、やはり妻夫木聡さんが出演していたのだと納得。Festival Lumière 2025
すべてのシーンが非常に精巧に作られていた。内容は私には少々難解だった。
静かな雰囲気が強すぎて内容が把握しにくかったが、妻夫木が登場したあたりからさらに謎めいた展開に。不思議なことに、妻夫木にはセリフがなく、狂言回しの役割すら果たさない。背中で多くを語る戦闘後の去り際が印象的だった。それでも、とても魅力的な映像は素晴らしかった。
これは大変だった!
登場人物が誰かわかりづらくて、ストーリーがどうなっているのか全くつかめない。もう混乱の連続で、久しぶりに途中で観るのをやめてしまった。
あらすじを全部読んでも尚、理解できないというのはどうしようもない。
静かな雰囲気の中で展開されるアクション時代劇というのは、なんとも不思議。映像の雰囲気は面白いと感じたが、とにかく理解しづらかった。
驚いたのは、1980年代の映画だと思っていたら、実際はまだ10年ほどしか経っていないということ。いろんな意味で驚かされる作品だった。
唐代の武侠をテーマにした絵巻
まるでアンビエント映画のようです。
美しさは間違いありませんが、眠気との戦いでもありました
武侠映画として扱われるジャンルではあるものの、実際に武侠映画を期待して観ると、少し肩透かしを感じてしまうのではないかと思う。
屋外の日光と屋内の風の描写は魅力的だ。しかしそれだけでは物足りない。アクションシーンの編集が分かりづらい。
この作品は、まさにホウ・シャオシェンらしい作風の映画だった。武侠映画であれど、ホウ・シャオシェンはウォン・カーウァイと同様、作風が長く変わらない監督。その点、予感としてはカーウァイの『楽園の瑕』と同じ系譜の、いつもの作風を保った武侠映画だろうと感じていたが、見終えてその予感は確信へと変わった。したがって、観客を選ぶ作品であることは間違いない。
ホウ・シャオシェンの作品は、1シーン1ショットの長回し、音楽なし、セリフも少なく、俳優の話し声も控えめな静謐さが特徴で、観る者に高い集中を求めるタイプ。だから他人に無条件でオススメしづらい。いわば説明を排した行間を読むタイプの映画と表現すべきだ。しかし僕はそこに魅了された。この映画も「うん、やっぱりホウ・シャオシェンらしい」と、どことなく懐かしさを感じさせてくれた。
主演のスー・チー、相手役のチャン・チェンをはじめ、役者陣は皆一流の演技だった。スー・チーは若い頃のマリリン・モンロー的役柄から、しっとりとした大人の女性像へ見事に移行した。もちろん彼女の実力あってこそだが、『ミレニアム・マンボ』『百年恋歌』といったホウの新たなミューズとしての活躍が、作品双方にとって良い相乗効果を生んだのかもしれない。
黒澤と小津を連想させる雄大な自然の風景映像や自然音も素晴らしく、映像面は大満足の仕上がりだった。
ちなみに忽那汐里が出演しているシーンは日本公開版のみ収録されている。監督のホウ・シャオシェンによれば、編集の女性が「日本人の青年(妻夫木聡)に奥さんがいたらインニャン(スー・チー)がかわいそう」としきりに言うのでカットしたという。しかしホウはそのエピソードを捨てきれず、日本公開版でのみ復活させたとのこと。その結果、日本公開版こそディレクターズカット完全版ということになる。
屋外での撮影が素晴らしい。ただ、ストーリーが薄すぎて退屈に感じる。割れた金の仮面のシーン。妻夫木聡は一体どこにいたのだろう?
眠くなるという評判をよく見かけたので、戦々恐々と観に臨んだのですが、もっと早く観ておけばよかったと後悔するほど私の好みにぴったりでした。画と音楽がとにかく美しく、スーチーの声も相変わらず魅力的。原作が収録されているという『唐宋伝奇集』には強く惹かれますが、きっと難解で読み終えるのは難しいだろうと想像しています