2019年5月3日に公開の映画「ザ・フォーリナー/復讐者」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ザ・フォーリナー/復讐者」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ザ・フォーリナー/復讐者が視聴できる動画配信サービス
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ザ・フォーリナー/復讐者のあらすじ
ロンドンで小さなレストランを営む〈クァン・ノク・ミン〉。愛する高校生の娘が政治的なテロによって命を落としたことを契機に、復讐心に駆られ、彼の長年の秘密が明らかになる。犯人を追ううちに、ピアース・ブロスナン演じる北アイルランド副首相〈リーアム・ヘネシー〉に行き着く。彼は現在の職務が過去の問題に脅かされていた。正義、報復、贖罪がストーリーの核を成し、二人の男の隠された過去が徐々に浮かび上がる。
ザ・フォーリナー/復讐者の詳細情報
「ザ・フォーリナー/復讐者」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | マーティン・キャンベル |
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脚本家 | デヴィッド・マルコーニ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | サスペンス |
制作国 | イギリス 中国 |
公開日 | 2019年5月3日 |
上映時間 | 114分 |
ザ・フォーリナー/復讐者の公式PVや予告編動画
「ザ・フォーリナー/復讐者」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
ザ・フォーリナー/復讐者の楽曲
「ザ・フォーリナー/復讐者」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックThe Foreigner (Original Motion Picture Soundtrack)Cliff Martinez
ザ・フォーリナー/復讐者を無料で見る方法は?
「ザ・フォーリナー/復讐者」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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感想・レビュー
アイルランドの政治情勢が背景に描かれているものの、核心はジャッキーが娘の復讐に立ち向かう物語。
冒頭では、ジャッキーが理想的な父親を演じているが、娘が爆弾で命を落とし、彼は深い悲しみに沈んでいく。果たして、彼はこのまま絶望に飲み込まれてしまうのか。
しかし、35分過ぎからジャッキーは本来の姿に復活。爆弾を作る際には少し楽しげな表情を見せ、格闘術も得意とし、まさに彼の真骨頂が現れる。油断していた相手が想像以上に手強かったという典型的な展開で、経験豊富な戦士は年齢を重ねてもその技を失わない。
また、ピアース・ブロスナンも黒幕として登場。彼の007のイメージがまだ根強く残っていて、地元の訛りも影響しているのかもしれない。
ジャッキー・チェンが挑む異色のダーク復讐劇。鬱屈とした重厚さと、青みがかった寒色系の映像が%、視界を刺すように心に残る。とろけそうなくらい疲れ果てた不幸じじいを体現しており、観るだけで同情が湧く。こんな役柄もこなせるとは、やはりジャッキーは素晴らしい俳優、スーパースターだと再認識させられる。
タイトル通り、どこまでもよそ者として英国へ渡っていく設定には少し違和感が残る。中国と英国の政治的都合をにおわせる脚本で、北アイルランド問題をはじめ世界情勢の配慮が織り込まれているが、全体的には混在する要素が多く感じられる。中国の制作参加もあり、制作背景のバランスを取りつつ紡がれる物語には賛否が分かれそうだ。
登場する過激派は架空だが、IRAを意識したモチーフが色濃く、悪役の描き方としてはある程度の許容背景がある。ブロスナン演じるキャラクターは保身と良心の間で揺れ、やや中途半端にも映るが、演技としては悪役に徹している。ジャッキーは社会的弱者の側に立つため、彼らの打算的な悪さが際立ち、内紛の描写も過激だ。宗教をめぐる問いかけが挿入される場面もあり、英国の立場を取る作りには賛否が生まれる。
それでも英国の紛争を横目に、ジャッキーの復讐劇として観れば見応えは十分。彼は大義を胸に、圧倒的な不利な状況から相手を出し抜く姿が爽快だ。家族を奪われた男が自らの手で復讐を遂げるのは当然の感情で、警察に見放される立場だからこそ応援したくなる。謎のままでもよかった強さの理由については、作品内での説明を過剰に求めない方が良い。
「寝てるドラゴンを起こすな」というセリフが象徴的に効いてくる。アクションシーンは予想以上に豊富で、多少のワイヤーはあるものの、見せ方は過剰に走らず、ジャッキーの年相応の動きが演技として自然に映っている。若さだけでなく、枯れた存在感を感じさせる演技は新鮮で、木の棒一振りが強力な武器となる場面には驚かされる。枯れアクションを通じて、全身から伝わる悲しみと無常観が伝わってくる。
エンドロールでジャッキーが歌う場面は特筆に値する。リスペクトの気持ちが伝わり、切なく美しい旋律と歌詞が深く染みる。満足感は高いが、やはりいつもの明るさとコメディ感を併せ持つジャッキー映画の方が観客としては安心するという声もあるだろう。彼には不幸でいてほしくない、笑っていてほしいそんな心境になる作品でもある。
最後に、犬の存在は救いとなる小さな希望。全体としては重層的な政治背景と家族復讐を軸に進むダークなドラマだが、ジャッキー・チェンの孤高の復讐譚として強く推奨できる。
元は小説だったらしいが、制作側の介入でジャッキーの役が追加されたように感じられ、出来映えは微妙だ。
警察が捕まえると宣言し、部隊も現場に出動していたのに、単身で突入して私怨のためだけにテロリストに復讐する現実味が薄すぎる。一般的には、テロリストを排除するのは国家の安全を守るためだ。娘の復讐を果たす父親を描くなら、もっと別の設定があったはずだ。IRAを持ち出すと話がややこしくなるだけだ。
ジャッキーが演じる退役した元特殊部隊員の役は実にフィットしている。娘を殺したテロリストを直接追い詰めるのではなく、彼らの名を知っていそうな人物から情報を引き出すためにじわじわと迫っていくという新しいスタイルが魅力的だ。追跡しても、真犯人以外は決して殺さないという点も、ジャッキー映画らしさが感じられる。ピアーズ・ブロスナンが演じる悪役もジャッキーに怯えふるえる姿が絶妙だ。手下やザコ役のキャストも自動小銃の構えが見事で、悪の首領が意図的に無策を貫く姿勢や、社会的制裁を下すラストシーンも印象的だ。ジャッキーの新作ということで、劇場にはおじさん客が多かった。また、MOVIX三好に久しぶりに訪れたが、音響が非常に良くなっていて驚いた。
記録用ノート
家族のために
おかえり眠れる龍
コード: 50567
パパがおもしろいって言ってたので、最初は期待していなかったけれど、思っていたよりずっとおもしろかった。犬を抱っこしてエレベーターに乗るジャッキーの、こじんまりとしたかわいさがとても魅力的だ。
ハードボイルド・アクションの傑作。
ジャッキー・チェンのダークモードや現代的な照明、アクションとは一線を画し、プロフェッショナルな姿勢で任務を冷静に進める様子が印象的です。
爆破テロの描写をもう少し控えれば、よりシンプルな復讐ストーリーを貫けたかもしれませんが、映画全体としてのまとまりは素晴らしかったです。
決して悪くはないが
普段の活発なキャラクターからは想像できないほど、今回のジャッキーには深い闇を感じさせる。アクションシーンは多くないものの、従来のギャグテイストなアクションとは一線を画し、冷酷さと痛々しさが新鮮な印象を与えた。
ただ、復讐者としてテロリストを追い詰めるジャッキーを期待していたため、標的にたどり着くまでの過程が長すぎたのが残念で、劇中の多くがピアース・ブロスナンへの嫌がらせや政治劇に費やされていた。年齢の影響もあるかもしれないが、もっと派手に暴れるジャッキーが見たかった。
#TOUGH旧作初見2025
ジャッキー・チェンがよぼよぼの振りをしつつも、信じられないほど元気だ。爆弾を多用する場面は、これまでとは一線を画すインパクトがある。ただ、この映画でいちばんのヒーローは、爆弾を抱えたまま走り続けた空港警察官ではないだろうか。