2015年10月10日に公開の映画「海賊じいちゃんの贈りもの」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「海賊じいちゃんの贈りもの」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
海賊じいちゃんの贈りものが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
海賊じいちゃんの贈りもののあらすじ
スコットランドに集まるマクラウド家は、祖父の75歳の誕生日を祝う計画だった。しかし破局寸前の両親をはじめ、身勝手な大人たちに3人の子どもはうんざりしていた。そんな中、突然の悲劇が訪れ、子どもたちがとった行動が一家を深刻な危機へと導く。
海賊じいちゃんの贈りものの詳細情報
「海賊じいちゃんの贈りもの」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | アンディ・ハミルトン ガイ・ジェンキン |
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脚本家 | アンディ・ハミルトン ガイ・ジェンキン |
出演者 | アネット・クロスビー アメリア・ブルモア アレクシア・バルリエ エミリア・ジョーンズ セリア・イムリー デヴィッド・テナント ビリー・コノリー ベン・ミラー ロザムンド・パイク |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | コメディ ドラマ |
制作国 | イギリス |
公開日 | 2015年10月10日 |
上映時間 | 95分 |
海賊じいちゃんの贈りものの公式PVや予告編動画
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海賊じいちゃんの贈りものを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
結構良かった。母親の付き合ってる相手が浮気相手だと呼ばれていたけど、夫婦関係はもう終わってるんだから、浮気にはならないでしょ。
じいちゃんの最期はきれいな死に方だった。死ぬとは思っていたけれど、燃やしてしまう展開はさすがにNGだと感じた(笑)。長女の機知と大胆さには驚かされ、子どもだけでイカダを作る場面には思わず笑う。後半はかなり勢いづくが、全体としては見終わってからも気分のいい映画だった。人間はみんなどこか抜けていて、どこかキモい部分もある。でもだからこそ皆違って、それでいいんだと教えてくれる作品だった。
「考えるより生きろ」。誰しも、ついおろかなところがある。結局のところ、そんなことは大した問題ではない。子どもたちの想像力はあまりにも豊かで、思わず声を出して笑ってしまった。
やり過ぎ感はあるけれど、子どもたちの一生懸命さがすごくかわいかった。お姉ちゃん役は「コーダあいのうた」のエミリー・ジョーンズ。今回は歌っていないけれど、賢さと愛らしさを両立させるいい存在だった。ロザムンド・パイクは「ゴーン・ガール」のイメージが強いけれど、普通のママ役も自然で良かった。正直、この人が好きだと感じた。険しそうな表情も魅力的だ。レズビアンをある程度丁寧に描いた点や、子どもたちに向き合う大人の姿勢が素敵だったのも良かった。ただ、やり過ぎと感じる場面もあった。以下、ネタバレです。おじいちゃんがポックリ逝けるのは良かった。がんで苦しむよりずっと良い。孫たちといつもの海で過ごす、理想的な見送りだった。ただし、孫たちをイカダに乗せて海へ送るのはいいとして、燃やしてしまうのだけは勘弁してほしい、とは思いつつも、それがじいちゃんの願いだったのかもしれない。
不倫、別居、育児放棄から死体損壊遺棄に至る物語。小さな事件を無視すると、大きな問題が生じるし、大きな事件の影響で小さな問題が軽視されがちだ。ヴァイキングの文化が関与しているのかもしれないが、遺体を焼却せず、海に流す方法の方が、作品の雰囲気には合っていたように思う。
景色は美しく、子どもたちはかわいい。ジェスはおもしろい。ただ、大人同士のがなり合いのシーンと、親が知らない間に子ども(姪・甥)に燃やされて流される展開は、少ししんどい。
かわいい子どもたちが、ちょっとした問題を起こしたけれど、おじいちゃんのために一生懸命がんばった!
公開時に見たいリストに入れていたのに、結局見る機会を逃してしまった作品。スコットランドの景色、ゆったりとした時間、そして突拍子もない子どもたちの行動や考え方。おじいちゃんもきっと満足するだろうなと思いつつ、あんな無邪気さに憧れつつも、実際にあったらどう反応するか親の目線で想像してしまう。
見ている間は自分の子どもの頃を思い出して、とても豊かな気持ちになる。テナントさんが少し頼りなさを見せる場面もあるが、いい父親像として描かれていて、それもまた良い。
いろんな壁にぶつかっても、それを乗り越えれば家族は家族。子どもに気を使わせるような大人の喧嘩は避けたいですね。弟と妹は能天気すぎるところもありますが、それが家族の温かさをつくっている気がします。ロザムンド・パイクには独特の雰囲気があり、なんだかとても素敵だと感じます。
英国映画ならではのユーモアと心温まる展開が光る作品。子どもの視点で描く死生観や家族の再生といったテーマを抱えつつ、それらを上回るゆるくてぶっ飛んだコメディ要素で終始笑いが絶えない。スコットランド・ハイランドの自然の美しさも映像美として際立つ。子どもが主役のため、可愛らしいストーリー展開も魅力的。ラストは解釈が分かれるかもしれないが、みんなで踊るシーンで締めくくられる微笑ましい結び方が印象的。全体としてほのぼのと優しい、心温まる映画だった。