インフル病みのペトロフ家はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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インフル病みのペトロフ家 映画

2022年4月23日に公開の映画「インフル病みのペトロフ家」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「インフル病みのペトロフ家」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

インフル病みのペトロフ家が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

インフル病みのペトロフ家のあらすじ

2004年のロシア、エカテリンブルク。インフルエンザが流行していた。ペトロフは高熱にうなされ、妄想と現実の間をさまよった。やがてその妄想は、まだ国がソビエトだった子ども時代の記憶へと回帰していく…

インフル病みのペトロフ家の詳細情報

「インフル病みのペトロフ家」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
制作国 ロシア フランス スイス ドイツ
公開日 2022年4月23日
上映時間 146分

インフル病みのペトロフ家の公式PVや予告編動画

「インフル病みのペトロフ家」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

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映画

感想・レビュー

  1. プリンス プリンス

    3つほどの別々の物語が絡み合うように展開する、不思議な映画。熱病に冒された男の頭の中をのぞくような、いわば脳内映画のようだ。妄想と現実、過去と現在が混在し、時に過激な描写、時に子どもの頃の情感を呼び起こす場面が織り交ざり、観客の感情も混濁していく。圧倒的な映像力に感心しつつも、次々と現れるエピソードに必死に映像へ食らいつく体験だった。あと3回は観たい。ミニチュアの家を外からのぞくシーンにはゾッとさせられ、なぜか涙がこみ上げた。終盤のモノクロはすべて美しく、この不思議さが際立つ映画だった。

  2. 藤川徹

    時間と空間を自在に行き来する18分間のロングテイクは、圧倒的な迫力を持っています。

  3. たなか たなか

    面白いですね!アレハンドロ・ホドロフスキーの『リアリティのダンス』を穏やかにした印象です。ロシア(ソビエト)のクリスマスも可愛らしいです🩷

  4. 鈴木二郎

    劇場で観ることができなかった作品
    ロシアやソ連の雰囲気に浸ることができるが、物語は少々くだらなく感じることもある。
    幻覚描写に特別なエフェクトはなく、普通の映像として、現実と非現実、そしてロシアらしい出来事が交錯している。ただ、実際の出来事はおそらくくだらない悪戯や再会だけなのだろう。
    他のレビューを見ていると、思っていたよりも時代設定が比較的新しいことに驚かされる。

  5. 福岡聖菜

    インフルエンザが現実と妄想の境界を混ぜ合わせる。巧妙な演出により気づけば妄想へ、過去を行き来する。いや、今のは妄想じゃなかった? あれ?と自問しているうちに置いていかれる。18分の長回しも圧巻!

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    今、映画で起きているのは現実か。幻覚か。 時代もジャンルも境界線が崩れ去る、型破りすぎる映像体験! 観客もペトロフの熱に浮かされる。芸術性と刺激性が高いこの映画に、あなたも病みつきになるだろう!あんこ(映画大好き芸人)

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    セレブレンニコフ監督は、ポストソ連のロシアのカオスを 無遠慮かつエネルギッシュ、そして軽やかに描き出してきた。本作でも、社会の混乱と人間の妄想がグロテスクに浮き上がる。上田洋子(ロシア文学者、「ゲンロン」代表)

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    脳みそがキャパオーバーでグルングルン。 クローネンバーグやデヴィッド・リンチを超える先鋒的な表現だ。大倉眞一郎(コピーライター/映画評論家)
    現代につながるロシアの狂気と昏迷と絶望がここにある。 インフルエンザで発熱したペトロフの幻視は、ときに視点を逆転させ、 現実と虚構がグラデーションになる魔術的世界を生み出している。貴志祐介(小説家)

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    ウクライナ侵攻下の今、ロシア映画。 コロナ禍の今、感染症を描く映画。 現代のロシア文学、ロシア演劇と直結する映画。 今、これほど観るべき映画はない。我々は隣人を愛せるのか? 試される映画だ水道橋博士(芸人/タレント)

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    プーチンのロシアとはまったく違う、 現代ロシアの本物の芸術家による混沌たるワイルドな世界。 権力者を恐れず、芸術的ヴィジョンを貫いてきた鬼才が描く、 夢幻と現実が混然と溶けあった時空間が展開する沼野充義(ロシア文学者)

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    エイゼンシュテインは好きだ。パラジャーノフは好きだ。タルコフスキーは好きだ。 でもロシアは嫌いだ。 厚いコンクリートを突き破って出現した、このド根性映画を観よ!丸尾末広(漫画家)

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    幻覚的な長回しはソクーロフを、ブラックなユーモアはタランティーノを思わせる。 とてつもない演出だ!アレクシス・カンピオン (Le Journal du Dimanche)

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    狂気、映画的過激、狂気、熱情、狂気、美、狂気、政治性 なんというスリルだろう!ガイ・ロッジ(Variety)

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    驚くほど並外れたポスト・ソヴィエトのロシア像。 幻想的、刺激的、これぞ息をのむ映画作りだマーク・アッシュ(Little White Lies)

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    驚異的だ!ビルジ・エビリ (NEW YORK MAGAZINE)

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    我々の時代による、我々の時代のための、 壮大で、不穏で、自由な<パフォーマンス>クリスティナ・ピッチーノ(IL MANIFESTO)

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    シュールで過酷なスペクタクル映画。 レオス・カラックス『ホーリー・モーターズ』とアレクセイ・ゲルマン『神々の黄昏』を思わせるが、 完全にセレブレンニコフ自身のグルーヴだ。 猛烈に独創的で、あるときは野蛮、またあるときは思いがけず優しいトマス・ページ(CNN)

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    驚くほどに複雑な長回しと、何のサインもなく幻想と現実を行き来する展開。 まさしくカンヌが見せるべき野心的な叙事詩だベン・ケニ斯バーグ(RogerEbert.com)

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    #声_アーノルドはせがわ#声_あんこ#声_上田洋子#声_貴志祐介#声_水道橋博士#声_沼野充義#声_丸尾末広#声_アレクシス・カンピオン#声_ガイ・ロッジ#声_マーク・アッシュ#声_ビルジ・エビリ#声_クリスティナ・ピッチーノ#声_トマス・ページ#声_ベン・ケニスバーグ

  6. 水依 水依

    セレブレンニコフ節が大炸裂する本作は、感染するのかインフルエンザのときに見るような脈絡のない夢を疑似体験させるのか、そんな疑問を抱かせる。ソ連という半自伝的な時代要素を、時には大胆に、時には鋭く行き来させる演出は、キリル・セレブレニコフ監督らしい尖り方だが、これまで同監督の作品を観てきた自分にとっては正直、難解さが際立つ印象だった。風邪で寝込んだり、体調不良のときに見る夢のような感覚に近く、長回しを軸に舞台も音楽も自由度が高く、裸の感覚さえ前景化される。難しくて集中力が途切れそうになる瞬間もあるが、こうした作品こそ映画館で出逢うべきだとも思う。再履修が必要な作品だと感じる。

    「おまえみたいな奴」
    「昨日は死にたかったが、今日は少しマシ」
    「運賃を払って」
    ゆーきーむーすーめー
    あーりーがーとーうー

    P.S. 自分は毎日夢を覚えているし、体調を崩してしんどいときには悪夢を見て夜中1時間おきくらいに目が覚める。

  7. 96猫 96猫

    ブラックユーモアとヒップホップ、シュルレアリスムを駆使した映像表現が圧巻。アコーディオンの音色と急展開するダークなビートのヒップホップが、ロシアの陰鬱な空気を淡く映し出すシュルレアリスム演出と完璧に噛み合い、格好良さを際立たせていた。夢のような映画で途中眠ってしまったのが惜しいくらい。もう一度観たい。友人の遺書を燃やすシーンが特に印象的だった。さらに、ラストシーンにはハスキーというラッパー本人が登場しており、その存在感が最高にかっこよかった。

  8. ゆんちゃん ゆんちゃん

    狂気と不条理、過去と現在の幻影がシームレスに交錯する作品。現実と幻想の境界は曖昧で、幻想を示唆する表現も散見されるが解釈は観る人任せ。全体は暗く殺伐とした雰囲気で進む一方、ところどころに挿入されたシュールな場面が抜群に味わいを添える。難解ではあるが没頭して見られる仕上がり。何より構成が非常に面白い。

  9. スープ

    Петровы в гриппе

    なんとなくウォッチリストから再生ボタンを押したら、タイトルだけでは予想していなかった濃密な内容と構成に心を打たれる。ロイ・アンダーソン、タルコフスキー、レオス・カラックス(特にホーリーモーターズ)の作風を思わせ、まるで1990年代の映画を見ているかのような気分になる。

    全裸シーンが多く、普通ならありえない状況が長く続くが、ふと気づくと服を着ている場面があり、心を揺さぶる独特の演出。

    冒頭から奇妙な展開で、インフルエンザの悪夢のようなトリップ感を与える。原稿の催促や息子の熱が下がらないといった時間の経過を感じさせる描写、現代から過去へ、過去へ現れる場面転換など、斬新で面白い。

    プーチン風の男性が殺される場面、年末の雰囲気を思わせるバスのシーン、ウラジーミル・ソローキンの空気感が漂う導入。妄想・過去・幻覚が混ざり合い、物語は静かに進行する。

    図書館の場面では、妻の服装が次々と変わるため、妄想であると観客にはっきり示され、優しい演出。

    登場人物が皆アスピリンを選ぶ描写もユーモラスで印象深い。

    このように、現実と幻視が境目なく交差する体験を提供してくれる。