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感想・レビュー

1. どんぺー

   2025年10月21日

   これはアンソロジーとして成立しているのかインディーズらしいキャストの多さと、無駄な部分の多さが目立つ。不要なパートやシーンを削って80分台に収まれば、まだ観られる内容になっていたはずだ。103分は長すぎる。

   中核のバッド・キャンディは、ハロウィンの夜に悪人を成敗する展開が面白い。ただ、首チョンパや大量虐殺といった派手な殺人シーンの多くは、ダリルら元軍人のマンハントパートでの悪魔化レニーの活躍が主役であり、結果としてバッド・キャンディの存在感は薄くなる。むしろカイラの母が継父の魂を吸うシーンのほうが印象に残る。さらに、物語がポールとジェイコブ少年の過去へと広がると、バッド・キャンディが何のために登場しているのかが不明瞭になりがちだ。

   いくつかの短編の中で最も雰囲気が良いのは、子供に剃刀入りカップケーキを食べさせようとする老人の話だ。こんなに短く、分かりやすい方が良い。他の話、特にアビーの死と性的描写のエピソードはテンポが悪い。とはいえ、強盗チャックが首にブランコの鎖を巻きつけられて死ぬシーンは思わず笑ってしまう。彼がトランプ支持者を匂わせる描写も、当時の米国社会の空気を感じさせる。

   この映画にはザック・ギャリガンも出演しており、低予算映画の中ではおなじみの存在感だ。グレムリン風のクリーチャーも一応登場する。

   低予算ゆえにつまらないのではなく、アイデアそのものが渋滞して整理しきれていないまま映像に落としてしまった印象だ。監督はミュージックビデオ畑の人であることも、よくあるパターンだ。

   総じて、低予算ホラーとしての完成度は物足りないが、アイデアの断片には一定の魅力もある。今後は脚本と構成の整理が鍵だろう。

2. GY202

   2025年10月19日

   ハロウィンの夜に起こる恐ろしい事件と、それを解決へと導く創作ピエロのクリーチャーを描く物語。少女が怪物を生み出す始まり方から一見子ども向けの印象を与えるが、実際にはエログロ表現を含む大人向けのダークな世界観が展開する。物語の大筋は、街を巡るピエロが次々と事件を起こす展開だが、結末ははっきりせず、真相が何だったのかよく分からないまま終わってしまう。

3. りょうま

   2025年10月13日

   DJコリィのオムニバス『ハロウィン』は、ホラー要素が強く、Lとアルコールを摂取した後に逆死姦のような展開が描かれています。その結果、バッドトリップに陥る様子が表現されているのですが、あまりにもくだらなさすぎて逆に楽しめました。

4. ズワイガニ

   2025年10月13日

   わりとしっかりしたホラー映画だった。ハロウィンの日に恐ろしいことが起こるストーリーなんだけど、場所が変わるたびに話の繋がりがイマイチつかめなくなる構成だった。ライブハウスのシーンでは盛り上がったw #nataminmovie

5. zxcv8

   2025年10月7日

   少女が呼び寄せた悪魔によるハロウィンの夜の悲劇を、ラジオパーソナリティが語る物語です。短編集のようなスタイルで、ストーリーは悪魔を中心に展開していきます。悪魔が少女の描いた妖精や化け物を導き出し、義父を殺してから次々と悪党に仕返ししていく様子が描かれます。彼らは過激に悪党を惨殺するものの、その行動はやりすぎな気も。悪魔の翼は少しチープだけれど、不気味な雰囲気で人々を襲います。そして、カボチャの被り物をした男が走るシーンは、シュールで思わず笑ってしまいます。そんな奇妙で笑える物語が繰り広げられます。

6. 福岡聖菜

   2025年9月26日

   ハロウィンが近づくと、ついホラーを観てしまう。今回の作品は何でもあり感が強く、もう少しルールや設定の明確さが欲しかった。映画らしさはあまりなく、オムニバスホラーらしい作り。もっとスプラッター描写を期待していたけれど、B級映画として観ればある意味予想通りかもしれない。

7. 淋しい熱帯魚

   2025年9月14日

   オムニバス形式で描かれるハロウィンに関連した短編が、楽しいラジオDJの語りで織り成される映画でした。過度にグロテスクでも恐怖を感じるわけでもなく、作業用に軽く流しながらハロウィンの雰囲気を楽しむのにはぴったりかもしれません。

8. いしぐり崇之

   2025年9月13日

   ハロウィンナイトを舞台にしたオムニバス形式のナイトメア逸話を、ラジオDJが語る。終盤には彼自身が過去の罪の報いを受ける流れ。話数は多いが退屈にはならず、低予算ゆえのチープさはあるものの、グロテスクさやメイクを含む工夫も光る。制作陣の頑張りを感じる一作で、ザック・ギャリガンを久しぶりに見られたのも嬉しい。

9. 鬼雀

   2025年8月25日

   オムニバスホラー作品なんだけど、どの話もつまらなくて、正直絶望的。ハロウィンの日に『ハロウィンホラー』を観ようと思ってこれを選んだ自分を恨むレベルで、時間の無駄すぎて発狂寸前だった。普通の日に暇つぶし程度に観る分にはまだマシだったかもしれないけど、ハロウィン気分を期待して観るには最悪。みんなの大切な時間を無駄にしたくないなら、この映画は観るべきではない。全く面白くないので。

10. いろすえ

    2025年7月31日

    ハロウィンの夜に気軽に楽しめる作品です。
    オムニバス形式で、ストーリーの連続性はなく、様々な人が襲われる短編集と考えると良いでしょう。