2021年2月19日に公開の映画「潔白」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「潔白」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
潔白が視聴できる動画配信サービス
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潔白のあらすじ
幼少期から虐待を受けていたジョンインは、家を出てソウルでエリート弁護士として成功を収めていた。そんな彼に衝撃的な知らせが舞い込む。亡き父の葬儀で、農薬入りのマッコリが原因の殺人事件が発生し、母のファジャがその容疑者となったのだ。十数年ぶりに故郷に戻ったジョンインは、拘留中の母と面会するが、母はショックで急性認知症に陥り、彼を認識できなかった。母の無実を証明するため、ジョンインは弁護を引き受け、事件の真相を追求し始める。偽の証拠、虚偽の供述、そして警察の杜撰な捜査が明らかになり、まるで村全体が母を犯人に仕立て上げようとしているかのような不穏な空気を感じていた。
潔白の詳細情報
「潔白」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | パク・サンヒョン |
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出演者 | キム・スヒョン コ・チャンソク シン・ヘソン チャ・スンベ テ・ハンホ ハン・イジン パク・チョルミン ペ・ジョンオク ホン・ギョン ホ・ジュノ |
カテゴリー | 映画 |
制作国 | 韓国 |
公開日 | 2021年2月19日 |
上映時間 | 111分 |
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感想・レビュー
韓国映画に多い辛い追い討ち。すでに固く閉ざされた状態で、さらに押し寄せる試練。過去が非常に厳しいが、そこから立ち直って生きていること自体が奇跡のようなものかもしれない。
幼少期から父親の虐待に苦しんできたジョンイン(シン・ヘソン)は、現在ソウルで弁護士として活躍している。ある日、彼女の父親が亡くなる。その葬儀中に農薬入りのマッコリを使った集団殺人事件が発生し、母ファジャ(ペ・ジョンオク)が容疑者として浮上する。
複雑な事実関係に戸惑いながらも、物語は非常に引き込まれるものだった。
物語の前半では、母の無実を信じ奔走するジョンインの姿が描かれ、後半には真実に近づいた彼女に驚くべき展開が待ち受けている。終盤では、ペ・ジョンオクとシン・へソンの迫真の演技が感情を揺さぶり、さらに市長チュ・イネを演じるホ・ジュノの印象的な怪演も見る者を圧倒する。
この結末が果たして正しいのかという点については賛否が分かれるかもしれないが、個人的には予想を超える展開だった。
葬式会場で起きた毒殺事件。母親が逮捕される衝撃の真相は何なのか?目が離せない展開に引き込まれる。シン・ヘソン風の弁護士役が見事にはまり、登場人物の葛藤が一層際立つ。真相は重く、ラストには賛否が分かれるかもしれないが、その感情の揺れには誰もが共感できる。潔白とは何かを問う物語。タイトルの妙も絶妙で、本作の余韻を長く残す。
展開がある程度予想できる物語。ホン・ギョンの素晴らしい演技を称賛したくて観たが、彼の出番はあまり多くなかった。
起承転結が美しく整い、カタルシスも抜群の良質サスペンス。殺人の動機をどう落とすのか気になっていたが、結末は見事に着地して大満足だった。
複雑な物語を分かりやすく整理し、視聴者にも考えさせる要素を盛り込みつつ、芯のある深い作品に仕上がっている。とはいえ、主人公側がさらに追い詰められる場面がもう少し欲しかった。妨害の描写も中途半端で、展開がスムーズすぎる印象を受けた。毎回感じるのは、こうした場面で最も腹立たしいのは、随時新情報に左右される世論だということ。判決が出るまでは容疑者のままという現実は、いつも胸にくる思いだ。
いくつかの部分はやや安易だったが、後半はなかなか楽しめた。
うーん、全体的に印象が薄い作品でした。内容にも整理感がなく、作品自体ももう少しコンパクトにまとめられた方が良いと感じました。尺が長く感じ、テンポに緩い箇所が目立ちます。
主演のシン・ヘソンは美しく、演技力にも特に不安はありません。しかし、悪役サイドはもう少しパンチのある俳優が加われば、対比がもっと鮮明になったのではないかと思います。
結末には賛否が分かれるところですが、私たち夫婦には少し抵抗感が残りました。#潔白
義父の虐待を受けて家を飛び出し、ソウルでエリート弁護士に成長した娘が母を法廷で弁護する展開には驚かされます。担当弁護士が家族でも務まるという点は意外ですが、現実には普通は起きにくい選択でしょう。私情を挟みそうだという印象は拭えませんし、原告側が敗訴した場合の納得感も気になるところです。ただし、映画の世界観ではそれを大きく取り上げるべきではないのかもしれません。小学生時代の同級生で警察官のワンヨンがジョンインを協力しますが、恋愛の匂わせ要素は特にありませんでした。事件の中身自体は強く引き込まれるものではなく、悪役の描写が目立つのみ。印象深いのは、認知症のお母さんがジョンインを思い出すシーンで、感情が乱れて子どものように泣き崩れるジョンインの姿に胸を打たれました。
哲人王后のような個性派キャラを封印し、冷静沈着な弁護士役を演じたシン・ヘソン。こうしたシリアスな役も実に魅力的です。ストーリーは切なく悲しい展開でしたが、せっかくのホ・ジュノさん、もう少し大胆さや迫力が欲しかった気もします。もっと激しい闘いを見たかったですね。弟くんの演技もとても良かったです。