トリコロール/赤の愛はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.4
トリコロール/赤の愛 映画

1994年11月12日に公開の映画「トリコロール/赤の愛」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「トリコロール/赤の愛」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

トリコロール/赤の愛が視聴できる動画配信サービス

現在「トリコロール/赤の愛」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「トリコロール/赤の愛」が配信中です。

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最終更新日

トリコロール/赤の愛のあらすじ

女子大生でモデルのヴァランティーヌは、自動車で犬をひいてしまい、その飼い主の元判事ジョゼフと出会う。彼は過去のトラウマが原因で、隣人の電話を盗聴する癖を持っていた。二人は、少しずつ心を開き合っていく…。

トリコロール/赤の愛の詳細情報

「トリコロール/赤の愛」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 フランス ポーランド
公開日 1994年11月12日
上映時間 96分

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トリコロール/赤の愛を無料で見る方法は?

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トリコロール/赤の愛のよくある質問

Q
映画『トリコロール/赤の愛』のあらすじは?
A

『トリコロール/赤の愛』は、偶然の出会いを通じて他人とのつながりを描く物語です。主人公の女性が、隣人である退職した判事と出会うことで過去の誤解や葛藤を乗り越え、友情と赦しを見つける姿が描かれます。

Q
『トリコロール/赤の愛』に登場する主要キャラクターは?
A

この映画の主人公は若い女性ヴァレンティーヌで、彼女はある日、隣人の引退した判事と出会います。判事は一見冷たく見えますが、彼の過去に触れることで二人の関係が深まります。

Q
映画『トリコロール/赤の愛』のテーマやメッセージは何ですか?
A

『トリコロール/赤の愛』では、主に人間関係や運命の繋がりがテーマとなっています。偶然の出会いが大切なつながりを生み出すことや、過去を許し新たな未来を築くことの重要性が描かれています。

Q
『トリコロール/赤の愛』の制作スタッフについて教えてください。
A

監督はクシシュトフ・キェシロフスキで、彼の「トリコロール三部作」の最後を飾る作品です。脚本はキェシロフスキとクリストフ・ピエシェヴィッチによって共同で執筆されました。

Q
『トリコロール/赤の愛』はどのように評価されていますか?
A

『トリコロール/赤の愛』は、独特の映像美と深いテーマ性から多くの映画批評家に高く評価されています。特に三部作の全体を通じてのテーマの統一感と、各キャラクターの繊細な描写が称賛されています。

トリコロール/赤の愛の感想のAI要約

「トリコロール/赤の愛」はトルコロール3部作の凝縮された感動を描いた最終章です。フランス国旗の赤が象徴する博愛をテーマに、物語は深い人間関係を描写します。特に印象的なラストシーンでは、視聴者の涙を誘う演出が光ります。青と白から赤へと繋がる流れは、三部作を通じた意義を感じさせ、特に広告の反復など細部にわたる工夫が見事です。イレーヌ・ジャコブの存在感が際立ち、次第に彼女の演技に惹かれていく自分がいます。全体として、視覚的な美しさや人間ドラマが織り成す上質な作品であり、フランス映画の魅力を改めて実感させてくれます。

トリコロール/赤の愛の感想・評価

  1. めがねもん めがねもん

    ヒューマンドラマの傑作として描かれる、モデルの女子大生と孤独な元判事の奇妙な交流。トリコロール三部作の完結編となる本作は、互いに交わるはずのない二人が、静かな会話の積み重ねによって心の距離を少しずつ縮めていく過程を、美しく練り込まれた映像とともに描き出します。フランス国旗の博愛をテーマに掲げた本作は、三部作の中で最も温かな雰囲気を有し、余韻深いラストでシリーズを見事に締めくします。

  2. うび

    クシシュトフ・キエシロフスキの『トリコロール/赤の愛』(1994)

    地獄と天国を垣間見るー

    浮気による人間不信に苦しむ男、ジャン=ルイ・トランティニャンによる繊細な心理描写。イレーヌ・ジャコブの接近と後退も見事に描かれている。

    回想シーンの組み合わせが巧妙で、男の過去の傷を解き明かすモノローグが、施設を閉じようとする従業員や嵐によって現在と交差する。

    Krzysztof Kieślowski’s “Trois Couleurs: Rouge” (1994)

    A Glimpse into Hell and Heaven

    Jean-Louis Trintignant’s delicate psychological portrayal of a man grappling with loss of faith in humanity due to infidelity. Irène Jacob’s nuanced approach and withdrawal are masterfully executed.

    The seamless interplay of flashbacks complements the monologue revealing the man’s past wounds, intricately woven into the present by employees attempting to close the facility and the surrounding storm.
    #山科晃一

  3. 千葉恵里

    どれも愛を描く物語だが、それぞれのテーマは愛の自由、愛の平等、愛の博愛。だからこそ、なぜか複雑で苦い気持ちになる。リタ(犬)は一生懸命演じているのに、怪我をしている設定にもかかわらず元気さが隠せず、とても可愛い。リタの声「ケヘッケヘッケヘッ」がセリフと重なる場面も良いアクセントだ。

  4. 工房の庭 工房の庭

    これまでの2作と比べて、本作はより暖かいトーンに満ちています。すべてを平等に、広く愛する博愛が前面に出ており、主人公はこの愛の象徴として輝きます。これまでの作品の主人公やヒロインは自由と平等の愛を体現してきたように感じましたが、青は合唱の歌詞の「愛」をジュリーのことだと連想させる一方で、白の意味ははっきりとは掴み切れませんでした。全体を貫く覗くという構図は、映画そのものが私たちに覗き見る視点を投げかけてくることを改めて示しているように思えます。船が出航し扉と隙間が閉じる場面、鍵穴を連想させるモチーフも同じテーマを呼び起こしますが、私にはやや解釈が難しかったです。恋愛的な愛ではなく、博愛としての愛まさにそのタイトルを体現した作品だと感じました。映画の登場人物ふたりがとても好きです。犬もよかったですね。好きな映画がまた一つ増えました!

  5. DAI

    この作品を観て良かったのか、迷いが生まれてしまう監督像に自分自身がなってしまった。

    ジャン・ルイ・トランティニャン監督の『男と女』(1966)と、私がこの監督に注目するきっかけとなったイレーヌ・ヤコブ主演の『ふたりのベロニカ』(1991)を並べて観ると、前二作以上に期待が高まった。しかし、物語は離陸できず、意味は分かるのだけれども面白さを掴めなかった。

    オープニングの画面は、知名度の高い人には馴染みが薄いかもしれない。国際電話の海底ケーブルを地上から海中へ追い、そして再び地上へ出てくるという映像だ。複数言語の会話が混ざるため、コミュニカシオン・プロブレーマの存在を予感させるが、予感どおりその解釈には間違いない。映像は相変わらず美しく、室内の光は特に巧みで、横から差し込む光で顔を半分だけ見せる手法は、表情の剥ぎ取れない内面の奥行きを浮かび上がらせている。

    そうした意図は十分に理解できる。白とは違い、言いたいことは全て伝わる。しかし、面白さにはつながらない。困ったことだ。

    イレーヌ・ヤコブは美しい。オテロのデズデモーナ役も演じており、歌もこなせるはずだ。

    【作品データの画面には「オセロ」の「オフィーリア役を演じた」と記されているが、これは誤り。シェークスピア作品は正しくは『オテロ』と発音すべきで、オフィーリアは『ハムレット』の女性だ。原稿の確認が甘く、プロとして失格だ。】

    というわけで、イレーヌ・ヤコブには、別の監督作品で再度観てみたいという気持ちが強い。なお、彼女の名前はジャコブではなくヤコブと発音するべきだ。

    『ふたりのベロニカ』の映像美に強い衝撃を受けて三部作の一部である『トリコロール』へも手を伸ばしたが、キェシロフスキ監督の作品は、視聴を進めるうちに「これを観て良かったのか」と自問させられる監督像へと変わってしまった。三部作の中で特にブルーだけが面白さを残すが、私の感性とはかなりズレているのかもしれない。

    2008/09/17記
    #ジャコブじゃなくてヤコブ

  6. GY202 GY202

    この映画の余白は、私にはちょうど良い塩梅ではなかった。わかるところはわかる一方で、わからないところがどうしても残る。理解が不安定なまま見続けたせいか、結末の作りには物足りなさを感じた。前作の人物をあの場面に出す意味は何だろうと考え、いくつかの理由が頭に浮かんだ。どれにも当てはまる気がするし、どれにも当てはまらない気もして、勝手にそう結論づけて幕を閉じた。

  7. 石川哲

    キエシロフスキ監督『トリコロール三部作』完結編。博愛をテーマに全編を包み込む。シリーズ屈指の映画的魅力を放ち、ラストの繋ぎが見事に結末へと導く。

  8. やくもい やくもい

    今作では、主人公の女の子の赤い部屋がとても可愛らしくて驚きました。やはり、黒や茶色の家具に加えて赤や青といった単色でまとめられた部屋は魅力的ですね。参考にしたいほどのかわいさです。セックスのシーンは思わず笑ってしまいました。まるでここだけギャグのようです。

  9. リョウジ

    再視聴レビュー。街中にある赤い看板のイレーヌ・ジャコブが印象的で美しい。静かなふたりの心の交流が心地よく、存在するだけで十分だという言葉の真実味を感じさせる。かつて女に裏切られ職務のことだけを考えていた元判事が、50代のイレーヌ・ジャコブが幸せそうにしている夢を見たと伝えることは、愛以外の何者でもない。さまざまな形の愛が描かれていた。フェリー事故の生還者として三部作の主役たちが再登場し、今後のストーリーへ思いを馳せた。三部作のラストにふさわしい展開だった。

  10. ヘンリー

    キェシロフスキの遺したトリコロール三部作の結びとしての『赤(Rouge)』は、詩情を束ねつつ、その詩情を超克する力をも秘めている。三部作の最終章としてふさわしく、監督の最後の作品としても深い余韻を残す作品だ。

    この三部作は、やはり『青(Bleu)』『白(Blanc)』『赤(Rouge)』の順序で観るべきだろう。音楽に例えるなら三楽章から成る一曲で、それぞれの楽章には三声のフーガのように緊密に絡み合う旋律が流れる。全体を一度通して初めて、初めて一楽章だけ、あるいは一声部だけを取り出しても大きな意味は伝わりにくい。三部作全体の響きと結びつきこそが、観客に深い一体感をもたらすのだ。

    カラーと寓意を用いた三部作の総体は、フランス国旗の三色青は自由、白は平等、赤は博愛をモチーフとして、群像劇としての意味を紡いでいく。『トリロール』と呼ばれる三部作の最終作としての『赤(Rouge)』は、旧約聖書と新約聖書の意味を重層的に絡め、アイロニーを深めている。

    登場人物は、スイスを舞台にフランス語で語られる。スイスの女学生ヴァランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)が、人間不信に陥った元判事ジョゼフ(ジャン=ルイ・トランティニャン)と出会い、愛への信仰を揺さぶられていく過程を描く。

    愛への信仰を博愛と呼べる側面もあるが、それは単に広く平等に愛することだけに留まらず、信仰に近い源泉があるのだと私は思う。博愛の感情を自然体で抱きつつも、越境してくる恋人の愛に疑念を抱くヴァランティーヌの揺れ動きは、イレーヌ・ジャコブの見事な演技によって深く伝わってくる。

    また、三部作の全作には、青のジュリー、白のカロル、赤のヴァランティーヌという三人の女性像が描かれる。青と白はそれぞれ女性像としての「女らしさ」を前面に出すのに対し、赤のヴァランティーヌは、キェシロフスキの内なる幻影とも見える。元判事ジョゼフ自身も、監督の分身のように映る。二人の交流は、監督自身の内なる対話の反映であり、時には幻影と現実が交差する自己対話の様式を取っているように感じられる。

    この点は、かつての『ふたりのベロニカ』(1991年)におけるジャン=リュック・ゴダールとアンナ・カリーナの関係と重なる部分がある。イレーヌ・ジャコブは、キェシロフスキの内なる世界の存在そのものなのかもしれない。

    この作品では、ヴァランティーヌが出会うべき相手は、若き日のジョゼフさながらの法学徒オーギュスト(ジャン=ピエール・ロリ)である。彼らは作品全体を通じて何度もニアミスを繰り返し、最後のシーンでようやく結ばれる。つまり『赤(Rouge)』のアウトラインは、キェシロフスキ自身の内的対話と、その分身が幻影として結ばれる瞬間の二つの系統から成り立っているのだ。

    赤という映像の力は、ジープの赤、部屋のカフェの赤い日よけ、広告デザインの赤、チェリーが揃うスロット、ダンス教室の壁面と、ありとあらゆる場面に赤を散らす。一方でこの赤の使い方は、青の不自由さや白の平等・不平等と直接的に結びつくのではなく、未来へと向かう暗示として機能している。そうした暗示の積み重ねこそが、三部作を豊かな詩情で束ねながら、同時に解放していく力となっている。

    例えば、ヴァランティーヌが本当に出会うべき相手(オーギュスト)の車が赤だったり、彼女が住む部屋の一階のカフェのシェードが『Cher Joseph: 親愛なるジョゼフ』と書かれた赤だったりするのは、彼女が運命の出会いへと進む道筋を示す暗示だ。またラストの航海の難破シーンでは、赤いスロットがチェリーを三つ揃え、広告デザインの赤が救出後の映像と一致するなど、運命を示唆する赤の象徴が結びつく。こうした演出は、運命論的な世界像を紡ぎ、三部作の群像を一つに束ねる役割を果たしている。

    そして、最終盤の救出シーンは、三組のカップル青のジュリーとオリヴィエ、白のカロルとドミニク、赤のヴァランティーヌとオーギュストが成立することを自然に提示し、ノアの方舟に象徴される救済の意味へとつながっていく。

    ここで展開される存在論は、古代の真理・中世の神・近代の人間像といった歴史的転がりを辿りつつ、観客に存在するだけでいいという感覚を投げかける。若き日のジョゼフの信念と、ヴァランティーヌの素朴な信仰がぶつかり合い、最終的には運命の解放へと導くそれがキェシロフスキの運命論の本質だ。

    結末としての三部作の救済は、青を自由へ、白を平等へ、赤を博愛へと導く三章の意味を重ね合わせ、ノアの方舟という救済譚の寓意とともに、存在の多様性と可能性を肯定する。プログラム的には、青=自由(旧約:エデンの園/新約:愛)、白=平等(旧約:バベル/新約:希望)、赤=博愛(旧約:ノアの方舟/新約:信仰)という三つの対の意味が、三部作の終章で一つの結晶となる。

    フランス(ポーランド)

  11. Ayumu Kohiyama Ayumu Kohiyama

    どれも点数をつけられないほど美しく、素晴らしい作品でした。
    この映画と出会えた自分は、なんて幸せなのだろうと胸が熱くなりました。

  12. White Unicorn White Unicorn

    トルコロール3部作の最終章がついに解き放たれる。フランス国旗の赤が象徴する博愛を核に、物語は深い感動へと導く。ラストシーンには自然と涙が溢れ、三部作の締めとしての演出はもちろん、繰り返し映し出される広告の演出も見事に機能している。青と白の装いで登場するおばあさんのシーンは特に印象的で、ヴァランティーヌならきっとそうするだろうと予想していた私は、安心して見届けられました。三部作の中で、私は本作がいちばん好きです。

  13. プリンス プリンス

    ジャン・ルイは何とか存在感を保っているが、主役の女学生との関係が特別な盛り上がりに欠けている。映画自体に広がりがなく、終末に向かっているとはいえ・・・。

    熟年までならほとんど楽しめる映画を作ってくれたジャン・ルイなのに、なんとも寂しい気持ちになる。
    #ジャン・ルイ・トラントニャン

  14. nanasi

    そして第3弾

    あらすじには「イヌをひいてしまったことから〜」と書かれていたので、少し不安だった。でもリタ️は元気いっぱいで、まずそれが安心できてよかった笑
    ただし、もう一匹登場する黒い犬の飼い主がちょくちょく良くない感じでなんだよあいつ。

    髪型の話もそうだけど、主演のイレーヌ・ジャコブさんが時々橋本愛さんっぽい表情になる瞬間があって、橋本愛さんが好きなのでついキュンとして見てしまった
    イレーヌさんの他の作品も観てみよう。

    皆様から教えてもらった通り、三部作の中では私も赤が一番好きでした
    どう言葉で表現したらいいのか分からないくらい、主人公と判事さんの不思議な関係性がよかった

    そして第3弾にも1作目と2作目のキャストが
    登場シーン自体は展開的に少しハラハラしたけど️
    三部作が世界としてつながっている感じがすごく良かった️

    【人に勧める機会がなかった】
    【裁判など経験するな 罪のない者には無用だ】

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  15. ミキモト ミキモト

    徹底的な赤。これが撮りたかったんだと伝わるような映像。3部作とも音楽は最小限に抑えられている。スマホのない時代。3部作をぐるぐると鑑賞したくなる、芸術性の高い作品だ。

  16. hiyoko hiyoko

    英語字幕で観た感想は、会話が少なく難易度が低いため意味はほぼ把握できた。しかし、何か大事な要素を見逃している気がする。携帯やインターネットがない時代を強く印象づける映画だった。海外で、その国の作品ではない外国映画を観ると、自分がどこにいるのか分からなくなる感覚を味わえるのが好き。#150チャレンジ2025

  17. hina0813 hina0813

    題材自体は魅力的だが、構成が恣意的で人間味に欠けると感じた。

  18. まるちっぽ まるちっぽ

    同じテーマを描きつつも、それぞれの良さが際立っていた。フランス映画の雰囲気にどっぷりと浸かり、楽しい時間を過ごせた。#3nenme

  19. 伊藤直

    トリコロール3部作の最終章は赤色。青と白に続く赤は、作品を順番に観賞することで三部作が一つに収束していくことを、はっきりと示している。盗聴という行為を軸に、人間関係を見つめる視点が貫かれる。キエシロフスキーはこの3部作を通じて、独自の視点を貫き続ける監督である。赤を基調とした構図の絵画的な美しさが際立つ。順番通りに観ることで、作品の意図を確実に理解させる設計になっており、三部作であること自体にも深い意味が込められている。

  20. 鈴木秀樹

    全く別の場所で生きていたふたりの邂逅は、いつも素敵で穏やかな話だ。最後に全員を集結させる展開は、さすがにわざとらしく感じてしまう。