2017年11月3日に公開の映画「グッド・タイム」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「グッド・タイム」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
グッド・タイムが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
グッド・タイムのあらすじ
ニューヨークの闇の底で生きるコニーと弟ニック。ふたりは銀行強盗を企てるが、計画は途中で崩れ、ニックが捕まり投獄されてしまう。獄中でいじめに遭った彼は暴れて病院へ送られることに。それを知ったコニーは病院へ忍び込み、弟を取り戻そうとするが――。
グッド・タイムの詳細情報
「グッド・タイム」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ジョシュア・サフディ ベニー・サフディ |
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脚本家 | ジョシュア・サフディ ロナルド・ブロンスタイン |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アクション サスペンス |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2017年11月3日 |
上映時間 | 100分 |
グッド・タイムの楽曲
「グッド・タイム」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックGood Time Original Motion Picture Soundtrack Oneohtrix Point Never
グッド・タイムを無料で見る方法は?
「グッド・タイム」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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感想・レビュー
– 弟を思いやっているのか、単に利用しているだけなのかで、感想は大きく変わるのではないか。
– 弟を思っているのか、利用しているだけなのかによって、感想は大きく異なるだろう。
– 弟思いか、利用されているだけかで、印象は大きく変わる。
この雰囲気はサイケ感たっぷりだ。パティンソンくんは相変わらずかっこいい。
絵も音楽も素晴らしすぎる!すべてのシーンに魅力があり、監督のサービス精神が伝わってきた。
世渡り上手なのに結局うまくいかない話。弟の境遇があまりにも不憫だ。監督は『アンカット・ダイヤモンド』の監督で、作風は確かに似ており、主人公は破滅型と言えるものの深掘りは不足気味。ラストの逮捕シーンは、ベランダから大きく身を乗り出さない分、高所恐怖症の視点には特にリアルで怖い描写だった。
障害のある弟を守ろうとするニックの献身的な姿勢から始まるこの物語は、現状の閉塞感に満ちた生活が軸になる。弟を救うため、彼は銀行強盗という非道な手段に手を染めるが、計画は失敗。結局、弟だけが捕らえられてしまう。弟を取り戻すためにニックは何を選ぶのか? 彼のあまりにも不器用な行動が次々と事態を悪化させ、何一つ解決には結びつかない。結末は悪徳の代償として描かれ、底辺で生きる男の悲惨さと孤独が痛いほど伝わってくる。ラストは哀愁を招き、観客はスッキリとしない余韻を残される。全体として、娯楽性よりも現実の厳しさを描く作品で、強い感情を呼び起こすがオモロさは薄い。
同僚が「Socially Stressful」と言っていたので観てみたけど、確かにずっとストレスがかかっている感じがした。
主人公は本当に最悪だけど、どこか魅力的で憎めないのはロバート・パティンソンの演技のおかげなのかもしれない。
アンカットダイヤモンドは名作だと思ったが、期待ほどではなかった。しかし、スタートのスピード感や緊張感はよく似ていた。もっと日常生活から、主人公のダメさ加減が伝わるとよかったかもしれない。こんなに不運な日々が偶然なのか、それとも常にそうなのか、知りたかった。
ロバート・パティンソンがここまで泥臭く見える理由は何だろう。最新作はサフディ兄弟が再び手掛ける、それまでの作家性を色濃く反映した作品だ。彼が変装したり嘘をついたり、単純に走り去ったりするたび、カメラは異なる撮影手法で彼を追い、観客はその追跡劇を凝視する。
この男はこれまでの生活を捨て去ろうと必死だが、果たして逃げ切れるのか、逃げ切れたとしても幸福は待っていないのだろうか終わりに近づく日々が、画面の端から滲み出る。それは『アンカットダイヤモンド』でも描かれたテーマと見事に通じており、サフディ兄弟がなぜこの感情を映像化したいのか、改めて思わされる。
とはいえ、そんなイヤな時間をただの陰鬱な雰囲気にとどめず、むしろ謎の疾走感が作品を支配している。早口の会話劇のようなテンポが、観る者をぐいぐい引き寄せるのだ。
感情移入のポイントは限定的だが、終始何を見せられているのかと自問させる質感がある。自分の好みのジャンルではないにもかかわらず、どこか心を掴まれてしまう魅力を放つ作品だ。
『アンカット・ダイヤモンド』を観て面白かったので、ついでに『グッド・タイム』も観てみた。タイトルの皮肉さが気になる。
どうしようもない兄が、次々と取り返しのつかない選択を重ねて転落していく。弟へ想いはあるのに、銀行強盗に巻き込む愚かさ。兄の毒親のように拗らせた愛情なのか。弟にとって、兄から離れることこそが救いだったのだろうかただし自閉症の弟の表情からは、それを読み取ることは難しい。
監督がロバート・パティンソンを起用したのは見事だ。妙に不穏な音楽のテンポと、ざらついた薄汚れた空気感がこの作品を支配する。パティンソンの不健康な陰気さと小汚さは、チャールズ・マンソンに似ていた。
黒髪でも金髪でもロブが可愛いことだけが救いで、終始、バカで短絡的な人物がその愚かな行動で他者を巻き込み、気の毒な展開へと進む物語だった悪銭身につかずとはまさにこのことだ。
ただしロブの可愛らしさとサブディ兄弟の才気は十分に感じられ、不快感は不思議と湧かなかった。こうした映画で不快感を覚えないのも、ある意味どうなのかとも思うが。