衝撃の新情報、続々解禁! 『龍が如く6(仮称)』記者発表会
2016年7月26日、セガゲームス コンシューマ・オンラインカンパニーは東京・秋葉原のUDXシアターにてPS4専用ソフト『龍が如く6(仮称)』記者発表会を行なった。当日は名越稔洋総合監督より衝撃の新情報が続々と発表された。
始めに、本作の正式タイトルが『龍が如く6 命の詩。』に決定したことが明かされた。サブタイトルに「。」とある理由は、「シリーズの中でのひとつ物語の区切りをつける」という意味合いがあるという。名越監督によれば、『龍が如く6 命の詩。』は桐生一馬が単独主人公となり、本作が桐生一馬伝説の最終章になるとのこと。そんな『龍が如く』シリーズの大きな節目となる本作では、血の繋がり、絆をテーマとしているそうだ。
衝撃はさらに続く。本作のキャストとして、すでにビートたけしさんが出演することが明かされていたが、この日は5人の出演俳優陣が明らかに。ビートたけしさんを始めとする俳優陣と、それぞれが演じるキャラクターは次のとおりだ。
広瀬徹(ひろせ・とおる) 出演:ビートたけし
陽銘連合会系傘下広瀬一家の総長。飄々として捉えどころがなく、極道ながらユーモアや不思議な魅力を持つ。名越監督いわく「物語のキーマン」。
南雲剛(なぐも・つよし) 出演:宮迫博之
広瀬一家の若頭。広島の寂れたスナック街を縄張りにしているが、シノギより惚れた女を守ることを優先してしまう不器用な男。「桐生とのぶつかるような出会いからドラマが生まれていきます」(名越監督)
宇佐美勇太(うさみ・ゆうた) 出演:藤原竜也
広瀬一家の若衆。幼馴染に誘われるがままに極道の世界に足を踏み入れ、現在は将来の夢もなく、一家の面々と怠惰な毎日を過ごしている。宇佐美を演じる藤原さんは、『龍が如く』シリーズでは2回目の出演。
笠原清美(かさはら・きよみ) 出演:真木よう子
広島・尾道仁涯町の小さなスナック「清美」のママ。若い頃から、街のマドンナ的存在だった。「個人的に大好きな女優さん。出演が実現して嬉しいです」(名越監督)
巌美恒雄(いわみ・つねお) 出演:大森南朋
広島の造船会社、巌美造船の社長。さまざまな分野で事業を展開する実業家だが、何か企みを持っているという。「淡々とした空気感が重くて格好いい方。ぜひご注目頂きたい」(名越監督)
染谷巧(そめや・たくみ) 出演:小栗旬
東城会直系染谷一家総長。亜細亜街の大火事をきっかけに勃発した東城会と海外勢力との一大抗争に乗じて、東城会内での地位を急激に上げつつある。「インテリジェンスはありますが、どちらかというと武闘派。(ゲームのキャラクターを見て)似てるな、とびっくりしました。CGになってもやっぱり小栗さんはすごかったなと」(名越監督)
あまりに豪華な俳優陣に、会場からは思わずざわめきが漏れるほど。名越監督も本当に実力のある方が勢揃いしたと語り、『龍が如く』ブランドの信用が積み重なって今回のキャスティングが実現したことに感慨深げだった。
さらに、今回舞台となる広島・尾道仁涯町が描かれたゲーム映像も公開された。画面上はスナック街、下2枚はロープウェイ側からの街全景。
もちろん、おなじみの東京・神室町も登場する。
広島を舞台に選んだ理由として、名越監督は「都会と思いきり反対に、コントラストを出したかった。広島には暗い過去の歴史から這い上がってきたというバックボーンがあり、ドラマを生み出すポテンシャルを持っている」とコメントしていた。
『龍が如く』シリーズのナンバリングタイトル最新作にして、桐生一馬伝説の最終章でもある本作。キャスト、舞台と徐々に全貌が明らかになりつつあるが、さらにこの日は発売日も発表に。2016年12月8日――すなわち、『龍が如く』第一作と同日に発売されることが決定した。
発表会の最後に、名越総合監督が語ったメッセージを紹介し、記事の締めくくりとしたい。
名越総合監督より、メッセージ
「龍が如く』シリーズは常にチャレンジをしてきましたし、今回『6』においてPS4専用ソフトとして新たなチャレンジをやっております。まだゲーム内容を言えていないところはあるんですが、アクションアドベンチャーとして革新的な進化を遂げていると思います。作品の中身としてもまだサプライズは残って
いますので、その辺の情報も続報をお待ち頂ければと思います」
龍が如く 6 命の詩。
対応機種:プレイステーション4
発売日:2016年12月8日
ジャンル:アクションアドベンチャー
価格:8,190円+税(ダウンロード版同額)
メーカー:セガゲームス
公式サイト:http://ryu-ga-gotoku.com/six/
(c)SEGA