熱きドラマを盛り上げる豪華キャスト陣が登壇! 『龍が如く7 光と闇の行方』完成披露会
新たな主人公・春日一番が仲間と共にどん底から成り上がり、巨悪を打ち砕くまでのドラマを描く『龍が如く7 光と闇の行方』。バトルアクションからコマンド式RPGへとゲーム性を大胆に変更した点も話題の本作が、ついに完成と相成った。これを記念し、東京・恵比寿ガーデンルームにて完成披露会が行なわれ、ステージには『龍が如く』シリーズ総合監督・名越稔洋さんとメインキャラクターを演じる豪華キャスト陣が登壇。作品への思いやエピソードをクロストーク形式で語ってくれた。
桐生一馬との邂逅も! 熱すぎる最新トレーラー
まずは名越総合監督より、「作品の説明に関しては、見て感じていただくのが一番」ということで最新のストーリートレーラーが公開された。荒川組・組長の息子で“若”と呼ばれる立場ながらも、闇に落ち、そこから這い上がるべく修羅の道を選んだ荒川真斗。恩人である組長に報いるため、18年もの間を獄中で過ごすも、さらに深い闇へと落ちた春日一番。そんなふたりの姿を軸にした、熱く重厚なドラマをかいま見ることができる。
最新ストーリートレーラーでも流れるテーマ曲「一番歌(いちばんか)」は、作詞を湘南乃風、作曲を中田ヤスタカ氏が手がけたアッパーな楽曲。名越総合監督は彼らにオファーしたあと、心臓の手術を受けることになり、一度はオファーを撤回したのだという。しかし、湘南乃風のメンバーも中田氏も名越総合監督の回復を信じ、監督の病床でパイプ椅子を並べてミーティングをしたのだとか。そんな彼らの思いと熱意がこもった楽曲にも、ぜひ注目してほしい。
『龍が如く7 光と闇の行方』最新ストーリートレーラー
作品への思い、キャラクターへの思い
続くクロストークでは、春日一番を演じる中谷一博さん、荒川組組長を演じる中井貴一さん、荒川組若頭を演じる堤真一さん、ホームレスのナンバを演じる安田顕さんが登壇。さらに『龍が如く最新作』助演女優オーディションでグランプリに輝いた鎌滝えりさん、審査員特別賞を受賞した沢すみれさん、柳いろはさんも登壇し、まさしく豪華すぎる顔ぶれとなった。
『龍が如く』シリーズで錦山彰という重要なキャラクターを演じた経験のある中谷さんは、それがゆえに「差別化しないといけない」と気負いがあったとか。しかし、いざ収録に臨むと名越総合監督をはじめとする『龍が如く』チームに軌道修正をしてもらい、春日一番と同じく素晴らしい仲間のおかげで無事に演じ切ることが出来たと語ってくれた。
一方で、ゲームをプレイしたことがないという堤さんは、中井さんが出演すると聞いてオファーを受けたのだそう。またナンバとの共通点を聞かれた安田さんは、バトルで“くさい息”を繰り出すようなナンバの愛くるしさを、自分に対して世間の人がイメージしてくれているのかもしれない、と分析。荒川組組長を演じる中井さんは昔の任侠映画に触れ、「そこに任侠道が存在していたことが一番大切。義理とか恩を大切にする、任侠道というものをもっとも持った組長が荒川真澄で、そこに春日一番が惚れていくという構図がよく出来ている」と語っていた。
物語の清涼剤ともなっている女性キャラクターについて、名越総合監督は「昔は『龍が如く』は男は格好いいけど女の子が可愛くないとさんざん言われましたけど、やっとそこそこ可愛く作れるようになったんじゃないかな」とコメント。鎌滝さんは春日一番をサポートする立場として、「プレイヤーの皆さんに仲間として愛してもらえるようになれれば」との思いをこめながら収録に臨んだそうだ。
それぞれの成り上がりエピソード
ここからトークのテーマは、作品になぞらえて“成り上がりエピソード”へ。中谷さんは声優になるべく、20歳の時に北海道から上京したそうで、「今まさにこの瞬間ですね。そうそうたる皆さんと並んでいるこの状況は、当時に比べれば夢のよう」と感慨深げに語った。
中井さんも役者人生を始めて間もない頃、吉野家で味噌汁とおしんこ、卵をフルセットで頼んだ時に、「店にいる全員が自分を羨望のまなざしで見ている気がした。その時に『だいぶやったな、俺』と感じたことはあった」と話し、会場を沸かせた。関西人だという堤さんも、やはり上京した時に焼肉屋に連れていってもらい、焼肉の旨さに驚いたというエピソードを披露。強烈な記憶と食は、深く結びついているのかもしれない!?
転職先は木こりに医者、パイロット!大いに盛り上がったQ&Aコーナー
続いてはメディアの質問に答えてもらうQ&Aコーナーへ。JM編集部もちゃっかり(?)質問させていただいた本コーナーのやり取りを紹介しよう。
――作品を演じて印象的だったことは?
中谷「『龍が如く』は時代を全部反映しているので、自分も役者として時代をちゃんと見つめ返さないと、『龍が如く』には参加できないんだなと毎回思っていました」
堤「段ボールで台本が届いて、何だこりゃと。舞台のセリフも覚えなくちゃいけなかったから、自分が出ている場面のセリフだけさらおうと思ったんですけど、あまりに面白くて全部読んじゃいました。おかげで舞台のセリフをなかなか覚えられなかった」
中井「『龍が如く』には何であんなに役者さんが出られるんだろうと思っていたんです。そうしたら本当に台本が段ボールで届いて、読んだら『これをやられたら俺らはどうすればいいんだろう』と思うくらいに完成度が高かったです」
安田「ゲームならではのスケール感があって、普段見慣れている街でとんでもないアクションが繰り広げられる。ゲームという世界の中で、素晴らしいストーリー性のある映画、ドラマ、壮大な作品を作り上げているという印象を受けました」
鎌滝「春日一番はスターやカリスマから始まる主人公ではないので、これから頑張らなきゃいけない。私たちから見るととても身近に感じるキャラクターで、だからこそ物語も春日一番という新しい主人公も愛せましたし、参加する私たちもこれから頑張らなきゃいけないと思わせてもらえた台本でした」
――『龍が如く7』には転職できるシステムがありますが、
皆さんには役者以外に転職してみたい、あるいは体験してみたい職業はありますか?
堤「木こり。僕の家には薪ストーブがあるんですけど、薪を確保するのが大変で。でも、その辺の木を勝手に切っちゃいけないじゃないですか。だからちゃんと知識を得て、どこの木を切ってもいいんだとか勉強して木を切って、たき火したいなと思います」
中井「医者になりたいとはずっと思っているんですけど、なるなら今からすごく勉強しないといけないし、80歳くらいになってたぶんできなくなるんですけど。俳優という仕事は、何かあった時に一番何も出来ない仕事なんですよ。例えば震災があった時に、お笑いの方だったら皆さんを笑わせることが出来て、歌手の方だったら歌を届けることが出来る。でも僕たちが行って『はい、お芝居します』って言ってもなかなか出来ることではなくて。何か人の助けになれる仕事として、ガキの頃は医者になるって夢があったんですけど、今そういう質問をいただくと(改めて)医者になりたいと思います」
安田「パイロットとかいいですね。格好いい。飛行機の制服を着た時の周りの羨望のまなざしですよね。ああいうのを着てちやほやされたい。その過程の努力は絶対無理なんですけど」
体験版の配信がスタート!
『龍が如く7 光と闇の行方』と同様に、熱く盛り上がった完成披露会。締めくくりにはファンに向けて、中谷さんが「何よりも仲間の大切さ、重厚な『龍が如く』のドラマは、『7』になってむしろレベルアップしています。
これまでのシリーズを超えるくらいの“かいしんのいちげき”を皆さんにお届け出来ると確信しています」と『ドラゴンクエスト』になぞらえたメッセージを送ってくれた。
発売日まで残すところ約2ヵ月となった本作。まずは11月13日より配信開始となった体験版をプレイして、『龍が如く』新章の魅力に触れていただきたい。
龍が如く7 光と闇の行方
対応機種:Playstation○R4
発売日:2020年1月16日(木)
価格:パッケージ版・ダウンロード版 8,390円+税
ジャンル:ドラマティックRPG
プレイ人数:1人
メーカー:セガゲームス
公式サイト:http://ryu-ga-gotoku.com/seven/
公式ツイッター:https://twitter.com/ryugagotoku/
初回特典①:DLC装備アイテム「真島建設備品」プロダクトコード
※パッケージ版・ダウンロード版共通
ゲーム中で使える装備アイテム「真島建設試供品バット(春日一番専用武器)」と、「真島建設ヘルメット(防具・全キャラクター使用可能)」が入手可能です。
初回特典②:『龍が如く』コラボブランドグッズ抽選権
※パッケージ版のみ
人気ブランドの限定コラボグッズが当たる抽選券を同梱いたします。抽選はWEB上で実施するため、購入してすぐに抽選結果が分かります。今後、随時コラボブランドの追加発表や、コラボグッズの内容を公開予定です。
■コラボブランド
CROSS http://www.cross-japan.com/
ZIPPO https://www.zippo-japan.com/
寅壱 https://www.toraichi-shop.com/
FUTURE FUNK http://www.futurefunk-watch.com/
BlackEyePatch https://blackeyepatch.com/
BOSTON CLUB http://bostonclub-eyewear.com/
M・A・R・S http://www.m-a-r-s.co.jp/
※コラボアイテムや抽選方法は予告なく変更する場合がございます。
完成披露会の会場入り口に展示されていたコラボグッズの数々。
(C)SEGA