今年もこの季節がやってきた！「第74回ゴールデン・グローブ賞」受賞結果発表！
2017年1月8日（日）、アメリカ ロサンゼルスにて「第74回ゴールデン・グローブ賞 授賞式」が開催され、受賞結果が発表されました。（※日本時間では9日）
「第74回ゴールデン・グローブ賞 授賞式」の模様は、海外ドラマ専門チャンネルAXNにて日本独占生中継配信されていましたが、同チャンネルAXN2017年1月14日（土）に字幕版を再放送します。
ハリウッドスターが一堂に会す華やかな授賞式をお見逃しなく！
受賞結果一覧は、AXNのウェブサイト（ http://axn.co.jp ）でご覧いただけますが、
ここから気になるポイントだけご紹介。
テレビの部 ドラマ部門 作品賞は「ザ・クラウン」。
トム・ヒドルストン主演の「ナイト・マネジャー」は3部門受賞
テレビの部では、イギリスのエリザベス女王2世の時代、歴史的事件の裏に隠されたドラマを重厚に描くドラマ「ザ・クラウン」がドラマ部門の作品賞を受賞。エリザベス女王2世を演じたクレア・フォイが女優賞を受賞し、合計2部門での受賞を果たしました。
同じくイギリス発、トム・ヒドルストン主演の「ナイト・マネジャー」は、リミテッドシリーズ／テレビムービー部門で男優賞（トム・ヒドルストン）、助演女優賞（オリヴィア・コールマン）、助演男優賞（ヒュー・ローリー）の3部門を受賞。
今年のゴールデングローブ賞ドラマ部門は、イギリス発のドラマ2作品がアメリカの賞レースを席巻しました。
また、昨年の第68回エミー賞で作品賞をはじめ主要部門を独占した「アメリカン・クライム・ストーリー／Ｏ・Ｊ・シンプソン事件」が、リミテッドシリーズ／テレビムービー部門の作品賞と女優賞（サラ・ポールソン）の2部門を受賞。
テレビの部はシーズンが継続しているドラマシリーズよりも、新作の躍進が目立ち、クオリティの高い新作が続々と誕生している海外ドラマ界を象徴する受賞結果となりました。
「ザ・クラウン」はNetflix、「ナイト・マネージャー」はAmazonプライムにて、
それぞれ独占ストリーミング中。
「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」は、
スターチャンネルにて放送しています。
▽ザ・クラウン 予告編 – Netflix [HD]
▽【Amazonプライム・ビデオ】トム・ヒドルストン主演「ナイト・マネジャー」全話見放題独占配信 トレーラー
▽アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件
映画の部 コメディ／ミュージカル部門作品賞は「ラ・ラ・ランド」。最多7部門を受賞！
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーン主演のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」がコメディ／ミュージカル部門作品賞をはじめ、最多7部門を受賞し、ノミネートされたすべての部門で受賞するという快挙を成し遂げました。
映画の部 ドラマ部門 作品賞は、ブラッド・ピットがエグゼクティブプロデューサーを務め、マイアミの貧困地区で暮らす少年の成長を描いた「ムーンライト」が受賞。
本作を紹介するプレゼンターとしてブラッド・ピット自身も授賞式に登場し、会場を沸かせました。
▽ラ・ラ・ランド本予告
▽Moonlight Official Trailer 1 (2016) – Barry Jenkins Movie（日本語字幕なし）
最多7部門を受賞した「ラ・ラ・ランド」は、2017年2月24日全国公開予定となっています。
ムーンライトも、2017年に日本で公開予定です。
メリル・ストリープがセシル・Ｂ・デミル賞を受賞！
差別と暴力への反対を訴える感動的スピーチを披露
業界に長年貢献した人を表彰するセシル・Ｂ・デミル賞を受賞したのは、メリル・ストリープ。
映画「マダム・フローレンス！ 夢見るふたり」で映画の部 コメディ／ミュージカル部門 女優賞にノミネートされており、通算30回のノミネートを獲得している大女優です。
受賞スピーチで“侮蔑は侮蔑を招き、暴力は暴力を駆り立てる”と訴え、差別的な言動を繰り返すドナルド・トランプ氏への反対の立場を明らかにし、
さらに先日逝去した女優キャリー・フィッシャーの言葉“Take your broken heart, make it into art.（あなたの傷ついた心を芸術に生かしなさい）”を引用し、感動的なスピーチを締めくくりました。
■海外ドラマ専門チャンネルAXN 放送情報
「第74回ゴールデン・グローブ賞 授賞式」 【HD字幕版】1月14日（土）7:00PM放送
＜ゴールデン・グローブ賞について＞
1944年、ハリウッド外国人記者協会が、前年に発表された映画・テレビ番組の中から優れた作品を表彰する場として設立した歴史と伝統のあるアワード。映画・ドラマ界のセレブリティが一堂に会しテーブルを囲むパーティー形式で行われる事から、 “パーティー・オブ・ザ・イヤー”とも称されている。世界160カ国以上で放送されており、アカデミー賞の前哨戦としても注目を集めている。
●AXNウェブサイト
http://axn.co.jp
●Golden Globe Awards（英語）
http://www.goldenglobes.com/
