それは凶星か、人類の新天地か……アカデミー賞受賞監督のロン・ハワードが、人類の火星移住計画を描く『マーズ 火星移住計画』が11月15日(火)夜9時から放送スタート

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ドキュメンタリー専門チャンネル、ナショナル ジオグラフィック チャンネルが、アカデミー賞受賞監督 ロン・ハワードが製作総指揮を務める新番組『マーズ 火星移住計画』を放送する。
 
以下、プレスリリースより。
 
 本作は、西暦2033年という未来の世界を舞台に、人類初の火星移住計画を描くドキュメンタリードラマです。主人公である韓国系アメリカ人のミッション・スペシャリスト ハナ・スンなど世界中から厳選された個性豊かな6人の宙飛行士が火星でのミッションに挑む様子が描かれ、想定外のトラブルの発生や困難を極める火星でのミッションの模様など、宇宙を舞台とした作品ならではのストーリーが綴られます。本作の制作にあたっては、公的機関と民間企業双方の専門家による多数の協力の下、舞台設定、美術、脚本、演技指導を始め細部にわたるまでリアリティを追及することを重視し、ドキュメンタリー専門チャンネルであるナショジオならではのクオリティが実現しました。さらに本作は、 2033年という近未来を描いたドラマ部分に加えて、専門家たちのインタビューや現代の宇宙開発に迫るドキュメンタリーも含んだ構成になっており、今までにない斬新な映像表現に挑んでいます。ドキュメンタリー部分ではNASA長官のチャールズ・ボールデンや、ナショジオでお馴染みの科学者ニール・ドグラース・タイソンなど、宇宙工学や最新科学の専門家たちのインタビューを中心に、現代の火星探査への取り組みが紹介されています。
 
 またナショジオは、この『マーズ 火星移住計画』がスタートする2016年11月15日(火)よりリブランディングを行い、チャンネル名称を“ナショナル ジオグラフィック チャンネル”から“ナショナル ジオグラフィック”に変更いたします。本リブランディングとチャンネル名称の変更は、ナショジオ協会、雑誌、チャンネル、 WEBなどナショジオに関わる全ての組織にまたがるグローバル・リブランディングとなります。ナショジオは全世界で新タグライン「その先へ」を掲げ、共通ビジョンの下、人類の好奇心が呼び起こす知的欲求と、その先にある無限の“未知”へ挑み続け、世界最高峰のドキュメンタリーをお届けします。さらに今後、独自性を備えた最高のクオリティの番組をお贈りするために、映像制作の世界最高峰であるハリウッドの監督や俳優を積極的に起用し、エンターテイメント性溢れる番組作りにも力を入れていきます。本作『マーズ 火星移住計画』は、その第1弾として放送されます。
 
 ナショジオは新タグライン「その先へ」の下、好奇心を刺激し、感動を呼び起こす、最高のドキュメンタリーをお届けします。
 
<放送スケジュール>    
※都合により変更になる場合があります
 
『マーズ 火星移住計画』 (60分番組×全6話)
 
ナショナル ジオグラフィック チャンネルにて
2016年11月15日(火)放送スタート 毎週火曜 よる9時~ ほか
 
【内容】
製作総指揮は、アカデミー賞&エミー賞受賞の監督 ロン・ハワード(『アポロ13』、『ビューティフル・マインド』)と映画プロデューサーのブライアン・グレイザー(『ビューティフル・マインド』、『24』)。映画のようなスケールで近未来を描くドラマ部分と、現代の宇宙科学の開発現場を捉えたドキュメンタリーが融合した、今までにないドキュメンタリードラマ作品。ドラマ部分は西暦2033年の世界を舞台に、世界から厳選された6人の個性豊かな宇宙飛行士たちが“人類初の火星有人ミッション”に挑む様を描く。予想もしないトラブルの発生や困難を極める火星でのミッションなど、宇宙を舞台としたドラマならではのストーリーが綴られる。ドキュメンタリー部分は、 NASA長官のチャールズ・ボールデンや、ナショジオでお馴染みの科学者ニール・ドグラース・タイソンなど、宇宙工学や最新科学の専門家たちのインタビューを中心に、現代の火星探査への取り組みが紹介される。
 
■番組特設サイト : http://natgeo.nikkeibp.co.jp/mars/index.shtml
 
『マーズ 火星移住計画』 エピソード概要
 

第1話: 新世界 /11月15日(火)放送
西暦2033年、人類の火星着陸への最初のミッションは「レッド・プラネット」の大気圏内に入る事だ。しかしダイダロスのクルーは着陸システムがオフラインになるという、人命が脅かされる緊急事態に直面していた。司令官は自分の命を懸けて、地球にあるミッションコントロールモニターの問題を解決する。現代ドキュメンタリーでは、スペースX社のCEO・リードデザイナーであるイーロン・マスクにインタビュー。火星に人類が到達できるように最新テクノロジーを駆使し、世界初の再利用可能ロケットを着陸させようと試みる。

 

第2話: 赤き大地 /11月22日(火)放送
西暦2033年、ダイダロスのクルーは仮建設されたベースキャンプに到達しようとするが、厳しい火星の地形に手こずっていた。司令官が着陸時に負傷したという事をクルーに告げた時、彼らの時間との闘いは始まった。現代ドキュメンタリーでは、 NASAの宇宙飛行士スコット・ケリーが国際宇宙ステーションでの歴史的な1年間のミッションを経験する。宇宙探査に直面する宇宙飛行士の肉体的・精神的な苦労が明かされる。

 

第3話: 苦闘 /11月29日(火)放送
西暦2033年、ダイダロスのクルーのミッションは危機を迎えていた。長期間放射線を防いでくれるシェルターを探すのに手こずっているためだ。ミッションが打ち切られてしまう前にチームは相応しい定住地を探す必要がある。現代ドキュメンタリーでは、欧州宇宙機関とロスコスモス(元ロシア連邦宇宙局)が今後の火星への定住に備え、高度な画像を撮る事ができる軌道衛星を打ち上げることにする。

 

第4話: 嵐の前に /12月6日(火)放送
ダイダロスのクルーが火星に着陸し、最初の定住地「オリンパス・タウン」を開拓してから4年の歳月が過ぎた。規模拡大や生命体の探索という計画を実行させるため新しいクルーも到着した。しかし砂塵嵐が前哨基地を脅かす。現代ドキュメンタリーでは、にぎやかな南極のマクマード基地が、人類が火星にどのようにして定住するのかを示す良い例となる。また、科学者達は他の惑星で生命体を発見する方法を模索していた。

 

第5話: 漆黒の闇/12月13日(火)放送
西暦2037年、砂塵嵐は何か月も続き、「オリンパス・タウン」定住のためのインフラはダメージを受け、住民も精神的に苦しんでいた。クルーは住居の中に閉じ込められ、火星での生活という心理的なプレッシャーのため、本音を暴露する。現代ドキュメンタリーでは、科学者達は将来的な火星への有人ミッションに備え、様々な長期的アナログミッションの中で、人が極度に隔離された環境で生活した時にどのような影響が出るのかを調査する。

 

第6話: 決断/12月20日(火)放送
西暦2037年、居留地で悲劇が起こる。火星・地球にいる全ての人々がミッションに関して疑問を抱く中、「オリンパス・タウン」はなんとかうまくミッションを継続させようと努力をするが、地球のコントロールグループはミッション終了の可能性も検討し始める。現代ドキュメンタリーでは、商業宇宙会社のスペースX社が火星に人類が到達できるロケット技術を再度開発しようとする。