バンダイナムコエンターテインメントとドリコムが共同出資による新会社「株式会社BXD」を設立。HTML5を活用したスマートフォン対応ブラウザゲームの開発がメインに……
本日、都内で株式会社バンダイナムコエンターテインメントと株式会社ドリコムの共同出資による新会社「株式会社BXD」設立に関する発表会が行なわれた。BXDの軸となるのは、HTML5を活用したスマートフォン対応ブラウザゲーム。サービス開始は2018年春を予定している。
(写真左より)
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
代表取締役社長 大下聡氏
株式会社ドリコム
代表取締役社長 内藤裕紀氏
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
NE事業部 第2プロダクション ゼネラルマネージャー 手塚晃司氏
すでにゲーム開発においてタッグを組んできた両会社だが、新会社ではバンダイナムコエンターテインメントが長年培ってきたキャラクターマーチャンダイジングとIPを使ったビジネスのノウハウと、ドリコムが持つHTML5の優れた技術開発力を融合させることによって、「リアルとデジタルを繋ぐ新たなエンターテイメントの体験」を提供していく。
このチャレンジをより密接により早く進めるために、業務提携ではなくジョイントベンチャーという形を選んだという。
株式会社BXDの設立に伴い、株式会社バンダイナムコエンターテインメント・NE事業部の手塚氏が代表取締役社長に就任。設立日は2017年8月3日を予定している。
HTML5ゲーム・基盤を軸として、新たなサービスや新商品の開発など、高品質のエンターテイメントをさまざまなジャンルで提供していくプラットフォームを目指す。
株式会社BDXの企業ロゴ。社名は「Breakthrough X Digital Life」の頭文字をとったもので、「未知なるデジタルライフに向かってブレイクスルーする」という思いが込められている。
デモ用に製作されたブラウザ版『ワンピース トレジャークルーズ』(配信予定なし)。わずらわしい読み込みがなく、かつ必殺技の使用といったアクションもスムーズに表現されていた。
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
また、サービス開始時にリリースされるゲームタイトルとして、『ドラゴンボールZ』『ファミスタ』『アイドルマスター』の3タイトルが発表された。
サードパーティからのリリースも予定されており、今後どんなタイトルがラインアップするか楽しみなところだ。